電撃文庫<br> ゼロから始める魔法の書III ―アクディオスの聖女〈下〉―

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電撃文庫
ゼロから始める魔法の書III ―アクディオスの聖女〈下〉―

  • 著者名:虎走かける【著者】/しずまよしのり【イラスト】
  • 価格 ¥627(本体¥570)
  • KADOKAWA(2015/05発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784048692564

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内容説明

ゼロが生み出した“魔法”の恐怖は、世界へと拡散する……。 世界の均衡を脅かすほどの力を秘めた魔法の教本【ゼロの書】、その複写本が各地に流出したという噂を知ったゼロ達。彼らは写本回収の旅の途中、“神の奇跡”を操り、民の病を次々に癒やすという、聖女フェーリアと出会う――。 “奇跡”の舞台である聖都アクディオスに潜入した彼らは、ついに聖都が隠し続けた闇の一面を目撃したのだった。真実を知ってしまったゼロと傭兵。彼らは、聖女の暗殺未遂という事実無根の罪を着せられ、命からがら逃げ出すのだが――。 大反響を呼んだ第20回電撃小説大賞の《大賞》受賞作。“魔術”から“魔法”への大転換期を駆け抜ける、世間知らずな魔女と獣の傭兵の魔法書ファンタジー、第3弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まりも

53
アクディオスの聖女編の後半戦。聖女の真実を知ってしまったせいで、無実の罪を着せられたゼロと傭兵の逃走劇から始まる話。うーん、正直期待してたよりかは微妙だったかなぁ。知らないとはいえ犯してしまった罪に対する罰。魔術を創った責任と使った責任。そしてそれぞれの思惑が交錯していく展開は面白かったし、色々と考えさせられたが全体的に盛り上がりに欠けたところは残念ですね。ラストは泣けたけど、物語的にもあんまり進展してないんだよなぁ。黒幕の存在が明らかになった事が一番の収穫ですかね。今後に期待かな。2017/01/17

よっち

49
「神の奇跡」を操るのは聖女なのか、魔女なのか。聖都アクディオスの秘密が暴かれる第三弾。この騒動は前提として悪用しようとする人物がいたからこそ起きたことですが、創りだした人や利用された人の責任だったり、悪用する黒幕が一見正論に思える言い訳をぶつけてきたり、各々がそのありようを問われるテーマでいろいろ考えさせられますね。傭兵へ真っ直ぐぶつかっていくゼロとの心地良い関係とか、物語の構成は結構好きなんですが、相変わらず若干文章が冗長というか、もう少し読ませる意識があると。もっと良くなるポテンシャルはありますよね。2015/02/11

Yobata

48
砲撃により教父と共に転落したも命からがら逃げおうせた傭兵だったが、聖女の暗殺未遂の罪を着せられ聖都を追われる。聖女の使う「犠牲印」の魔法を止めるべく再び聖都に戻るため、反聖女盗賊のロータス砦へ向かう…。アクディオス編下巻。新しいケモナー登場。鳥人のカル,格好良いね。ゼロも羽毛に惹かれモフモフとw前回は聖女に嫉妬してたゼロだったけど、傭兵も大概嫉妬してるよねwしかし教父様がゼロ達を助けようとしてたとはね…。イデアベルナの領主の助けも得て再び戻った先には最悪な場面が…。まじかよ…。本心をひた隠し,聖女に→2015/10/02

θ(シータ)

44
思わず喉の奥から笑いがこぼれる。あぁ、まったくーー。「騙されるとは思わなかった」"魔女"か"聖女"かー。"ゼロの魔法"か"神の奇跡か"ー。全ての謎が明らかになる第3巻!面白いの一言に尽きる!これがデビュー1年目の人が書いたとは思えない程凄い。物語は前回の続きから始まるんだけど前巻に張り巡らせていた伏線の見事な回収!そして、次々に明らかになる聖女の秘密!もう、息つく暇もなくのめり込んでしまった。さらに、ついに傭兵の知ってる人が魔法の犠牲により…!など色々あってオススメ!星5つ【⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️】2015/03/10

友和

37
ゼロが鷹の獣落ちの見る目が面白がったが、後半の人間のエゴの剥き出しで聖女の苦しみや、あのキャラの死などがあって重苦しかった。2015/02/23

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