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内容説明
『戦争論』ついに完結! 「自由と民主」の旗を圧倒的軍事力で掲げ世界を征服せんとするアメリカに、日本はこのまま追従していくのか? 瀬戸際の今、日本が守り抜かねばならないものは何か? それは生命よりも大切な価値ではないのか? アングロサクソンの暴走を止められるのは日本しかないことに、日本人よ、今こそ気づけ! 小林よしのりが、我が国の未来のために繰り出す、思想の最終兵器。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
66
歴史の教科書では全く出てこない別の見方の歴史観が出てきて当時の私にはひっくり返る思いだった。近代史は人種差別から見ると全く違うなと思った。2010/01/27
ころりんぱ
43
アメリカが諸悪の根源のような印象を植え付けられる。また日本人の戦後の自虐史観をこれもだ、あれもだ!と山ほど出されて、もう何も反論出来ないような気持ち。いやいや、でもね、違う本には違うように書いてあったんですよ。それを読んだ時には絶対戦争やっちゃいけない、武器を持っちゃいけない、憲法守れと思ったのですよ確かに。戦争という狂った状態の中で、絶対に正しい事しかしないで済む軍隊、兵士なんていないんじゃないでしょうか。日本人だって例外ではないはず。歴史は一筋だったはずなのに、書きようで何本にでもなるのを実感します。2015/09/30
Wisteria
19
戦争を知らない世代が、純粋に自分の意見を持つのはとても難しいと感じる。よってやはり様々な資料や本を通して考えるしかないのだけれど、私は小林氏の意見が一番胸のど真ん中に来た。過激で偏りもあるんだと思う。でも何が良いって一番は日本人の誇りを強く主張している事。何が起きてどうなったか、だけではなく、何故起きたのか。全ては点ではなく線で繋がっていると言う事が、この3でよく解った。大東亜戦争は独立した一つの戦争ではないと言う事。もう簡単に「戦争はいけない」と考えなしには言えない。平和ボケするかは自分次第。2015/11/08
mari
15
日本の伝統を引き継ぐこと、道徳を取り戻すこと、これが一番大切。2014/06/17
Kei
14
近代主義とは生誕の地に住む人間をその土着の風土と歴史から構成される慣習や伝統などの不文のルールからひっぺがし、理論のみで組み立てられたイデオロギーを信仰させて社会を作ろうとする実験的な試みのことである。共産主義もフランス革命から生まれた。自由・平等・博愛の標語も人権思想も近代主義のイデオロギーである。民主主義は社会主義を産み、自由主義は革命主義を産んだのである。ヨーロッパの保守主義は歴史や伝統を重んじること、古いものを大切にして新しいものを警戒することである。2016/10/24