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内容説明
いまや動物園も高齢化社会。おじいさん・おばあさんの動物たちは、どこで生まれ、どんな出来事を乗り越えてきたのでしょう。本人にかわり、毎日世話をしている飼育係さんに語ってもらいました。彼らの歩んできた人生がひと目でわかる「履歴書」も必読です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あじ
27
飼育員さんが口を揃えて仰っていた高齢動物へのリスペクト愛に、私は胸を熱くした。動物も人も“生きる”事が同等なんだという想いに包まれる。高齢動物の多彩な人生を振り返りつつ、飼育を通して学び気づかされてきた事を語ってくれます。【児童書、全ての漢字にルビあり。良書】◆ホッキョクグマのユキオさん、カバのバシャンさん、ゾウの春子さん、レッサーパンダの楠(くす)さん、サイのハナさん、ゴリラのドンさん、ラクダのツガルさん、ミナミゾウアザラシの丸子さん2023/03/14
mntmt
12
カバのおばあさん、バシャンさんは51歳。サイのおばあさん、ハナさんは48歳。ゴリラのおじいさん、ドンさんは44歳。私より先輩だ。私もまだまだがんばらなくちゃ。それぞれの動物の履歴書、飼育係さんのお話、アルバムで構成されています。2015/07/18
たっくん?号
4
子供向きに作られた本だからか、一つ一つの話がモノスゴク短いのですぐ読み終わってしまった。少々物足りない。個々の人生をもっと掘り下げたお話が読みたかったな。それにしてもプロはスゴい。生と死と向き合いつつ過ごす。割り切ることも愛情の一部だ。2014/10/03
sarigreen
2
お世話をする飼育員さんから聞き取ったお話をそのまま…という感じで7種類の高齢動物について語られており,動物だけでなく,飼育員さんの個性もしっかり伝わる文章。中でも,サイのおばあさん「ハナさん」の章が,何だか好きだった。サイに心を注ぎ懸命に仕事に打ち込んできたからこその自信に満ちた飼育員さんが,(実際にそばで触れ合うにはアクが強過ぎそうだけどw)とっても惹かれるものがあった。広島の方言もカッコイイからかなv 他にも北九州の方言や仙台…その土地土地の人柄も現れた文章が動物と共に印象的。読めて良かった。2015/10/22
NakaTaka
2
日本各地の動物園にいる動物のおじいさんやおばあさん8頭(後書きに1頭)のエピソード。7話は飼育員さんへの聞き書き。動物も人間と同じように老化していくんだなあ。足腰弱くなって目や耳、歯がダメになって。どの飼育員さんも動物を尊敬している。そしてやがて訪れてしまう日をしっかり覚悟しているのだなあ。2015/01/24
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