新潮文庫<br> あの日の僕らにさよなら

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新潮文庫
あの日の僕らにさよなら

  • 著者名:平山瑞穂【著】
  • 価格 ¥649(本体¥590)
  • 新潮社(2015/05発売)
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  • ISBN:9784101354835

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内容説明

桜川衛と都築祥子。共に17歳。互いに好意を抱きつつも、一歩踏み出せずにいた。ある夜、家族不在の桜川家を訪ねた祥子は偶然、衛の日記を目にする。綴られる愛情の重さにたじろいだ祥子。何も告げず逃げ帰り、その後一方的に衛を避け続け二人の関係は自然消滅に……。あれから11年。再会を果たした二人が出した答えとは──。交錯する運命を描く恋愛小説。『冥王星パーティ』改題。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

415
平山瑞穂は初読。ファンタジーノベル大賞でデビューした作家であるらしい。本書は4冊目にあたるそうだが、構想にも文体にも未だその残滓があるようだ。主人公2人の造型、ことに第2章以降のそれは飛躍がありすぎ、その豹変ぶりには違和感が残る。そして、同じことはプロット展開にも言える。ことに「shokoの部屋」にいたっては、あまりにも唐突である上に彼女の生の前後との整合性を欠いている。終幕は綺麗に収めたつもりだろうが、これとても説得性には乏しい。2021/09/25

Hideto-S@仮想書店 おとなの絵本 月舟書房

110
男の恋は基本『名前をつけて保存』だと思うから、昔の恋人の名前をウェブで検索した事がある人も多いだろう。そこで、同姓同名の女性がヌードを晒しているサイトに出会う。直感的に「彼女だ」と確信する。J.geils Bandの『墜ちた天使』みたいな導入部。もう一歩踏み出せなかった17歳の恋のカケラは、28歳のいまも心の奥に刺さってる。モテる男になって恋人ができても、満たされない気持ちを持て余していた彼は、『冥王星』にいる彼女を探そうとする。離れてまた交差する運命。リセットするのは過去か現在か。結末には共感できた。2015/10/03

ゴンゾウ

108
恋愛小説かと思って読んだが、?でした。高校時代に好意を持ちながらふとしたことで離れてしまうふたり。そこから別々の道を歩みそれぞれが大きく変わっていく。ある衝撃的な出来事でやっと再会したふたりがまたそれぞれの道を歩んでいく。決して交わり合うことのない衛と祥子。なんと言っていいか分からない。でも不思議と読後感は良い作品だった。2015/07/18

☆ゆう☆

103
「もしあの時こうしていたら私の人生は全く別のものになっていたかも」誰しもそう思う分岐点はいくつかあるだろう。でも「どっちの道を取るのが良かったのかなんて、たぶん永遠にわからない」のが現実。ただ、あの過去があったから今があるし、これからも今まで歩んできた人生を敷き詰めながら進んでいくしかない。その中で、祥子と衛にとって過去をきちんと清算することは今後のために必要なことだったのだろう。年を重ねると、価値観は変わってしまうかもしれないが、その人の本質は変わらない。私は変わらないものを大事にしていきたいと思う。2014/05/23

優希

92
恋愛小説としては若干荒削りのような気がしました。互いに好意を抱いていた17歳の頃と、再会して出した答えの物語。思い出は綺麗なものというより、こんなことまで知りたくなかったという気持ちになり、胸が苦しくなりました。自然消滅してしまうのも仕方ないでしょう。そして再び出会うことで交錯していく運命。決して交わることのない2人は切なくもありますが、現実はそう上手くいくとは思えません。過去は自分の原動力にも縛り付けるものにもなりうるのには納得。昔の関係は昔のままがいいのではないかと思いました。読後感は悪くないです。2015/08/29

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