内容説明
6ステップ14のアプローチで時短は実現する!非製造業の生産性向上を初めて体系化!経営者から現場の店長まで必読の書。
目次
第1章 なぜサービス業では時短が進まないのか(製造業とサービス業の最大の違いは、在庫可能かどうか;ラーメンを速く作るだけでは限界;大半の会社は適切な人員配置、シフト管理ができていない ほか)
第2章 生産性が上がり、時短が進む方法(現状を把握する;人員配置の無駄をなくす;作業の無駄をなくす ほか)
第3章 サービス業の生産性はどこまで高められるか(世界的な人口減少時代を迎える;世界の賃金格差は縮小して同一になっていく;制約条件から戦術を生み出すことが大事 ほか)
著者等紹介
内藤耕[ナイトウコウ]
工学博士。一般社団法人サービス産業革新推進機構代表理事。世界銀行グループ、独立行政法人産業技術総合研究所サービス工学研究センターを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なるみ(旧Narumi)
29
職場の上司の読書レビューがきっかけで読んでみましたが、面白かったです。生産性向上とは、少ない労働量で付加価値(粗利)を高めることとのこと。具体的な改善事例として、飲食店やホテル・旅館などの例が挙げられていてわかりやすかったです。2020/02/07
清游@草ぶえの丘で森林浴♨︎
22
時間と効率とコストパフォーマンスを主とする書籍に偏ってきている。。その分読むスピードがドンドン上がっている。2020/02/15
のるくん
3
サービス業の生産性向上について述べられていますが、製造業にも共通するキーワードが随所に出ています。「オンライン・サービス化」→「ジャストインタイム」、「小ロット化」→「1個流し」、「マルチタスク化」→「多能工化」、標準化・マニュアル化、平準化。製造業にも大いに参考になります。「働き方改革=残業時間(割増賃金)削減」(目的のすり替え)とか、「ノー残業推進(根拠なき精神論)」とか勘違いの経営もある中、生産性向上=利益拡大であり、その手段を「科学的」アプローチで述べられていて共感できました。2021/07/17
takao
3
サービス業の生産性向上 2020/03/18
つるたん
2
あまり詳細を読まずに購入。はじめは個人に対する時短ノウハウを教える本だと思っていたが、経営者視点でのサービス業をどのように効率よく稼働させ売り上げを伸ばすかという本であった。筆者は生産性を付加価値÷労働投入量と定義しており、この生産性を定量的に計測することでまず無駄を見つけることができる。たとえばシフト管理をするときに、労働者側の要望で組んでしまうと、煩雑時や閑散時に適切な割り当てを行うことができず生産性が低下してしまう。このような無駄を省くことで時短を実現し、生産性の分母・分子を最適化する手法を述べてる2021/03/07
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