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内容説明
ひたと肌に吸いつく音 うねる色彩の洪水── 言葉の色が見えるという芸術家の老女・キノは、兄の大蛇丸を「白い子」と呼び、弟の由良ノ介の声を「赤白つるばみ」だと言う。兄弟の家の隣には、彼ら曰く菫色の声のヒルコが住んでいて…。稀代の名作『KISSxxxx』の系譜に連なるシュールで穏やかな美しい日常。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
青蓮
50
久しぶりの楠本まき作品。この方の作品は洗練されていて、とてもおしゃれ。全てが好きです。キノさんかっこいい。女傑。2015/06/10
cozicozy
36
コミックで、読んだのですが、Kindle版のみでしたので、こちらに書くことにしました。他の誰にも描けない楠本まきWORLDが、広がっています。それぞれの個が、絡み合うことで人間臭さというのでしょうか、ああ!この人たちも人間で、生きているんだなぁと思える。とても洗練されたお洒落な絵が印象的な楠本まきさんの世界、漫画という枠を越えた作品たちがとても好きです。コミック以外のエッセイなも読んでみようと思います。2015/01/21
橘
22
とても素敵な空間が広がっていました。お話も人物も絵も、大好きです。コタロー、可愛い…。ヒルコさんの悩みがなんだかリアルに伝わってきました。この世界観にうっとりしたので、続きも楽しみです。2015/01/10
しましまこ
17
隅々まで美しい…言葉の色が見える老女、二人暮らしの兄弟、兄は「白」弟が「赤白つるばみ」。隣に住む幼馴染みの綺麗なヒルコ。空想ごっごで遊ぶ双子の端午と桃、愛らしい弟のコタロー。下巻が待ち遠しい。2015/01/11
り こ む ん
16
久しぶりの楠木ワールド!いろいろあるよーでなんにもない。個性豊かな独創的なキャラクターたちなのに、やっていることは日常。爆笑などはしないし、読み流すような感じなのだけど、何度も読んでしまう。2015/12/02