岩波文庫<br> ラス・カサスインディアス史(五)

個数:1
紙書籍版価格
¥880
  • 電子書籍
  • Reader

岩波文庫
ラス・カサスインディアス史(五)

  • 著者名:長南実/石原保徳
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 岩波書店(2015/04発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784003342763

ファイル: /

内容説明

エスパニョーラ島の破壊が進行する中で感覚麻痺に陥った植民者を糾弾してゆく修道士たちの動きを追い、本国ですすめられた法整備とその問題点を追究する筆者は、他方で従軍司祭としてキューバ島征服の露払いとなったかつての自分の役割を総点検してゆく。

目次

目  次
   第三巻

 第一章

 第二章

 第三章

 第四章

 第五章

 第六章

 第七章

 第八章

 第九章

 第十章

 第十一章

 第十二章

 第十三章

 第十四章

 第十五章

 第十六章

 第十七章

 第十八章

 第十九章

 第二十章

 第二十一章

 第二十二章

 第二十三章

 第二十四章

 第二十五章

 第二十六章

 第二十八章

 第二十九章

 第三十章

 第三十一章

 第三十二章

 第三十三章

 第三十四章

 第三十五章

 第三十六章

 第三十七章

 第三十八章

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

3
「必要なものだけで満足するという、この島のひとびとのような質素な生き方をこそ是認し称賛しているのであり、その反対に、われわれのような行き過ぎた願望とか傲慢な生き方、あくせくとした熱心さとか貪欲さといったものを嫌悪し、罪として断じているのである」(98ページ)。味読できる箇所であった。本当に、つつましく暮らしていた人たちを侵略して、出て行け、などというような侵略者の人間性はどうなっているのか。単なる悪魔にしか思えない。現代人は質素倹約とはいえ、格差社会の犠牲者がそうせざるを得ないが、慎ましくいきたいところ。2012/12/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/255526
  • ご注意事項