- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少年/青年)
内容説明
少し近未来、ロボットと人が今より近しい世界。「遊び」「思い出」「プライド」「友情」人の心を形造る要素に触れて、7号のAIは成長する。彼女が出した答えとは? そして物語は全てのはじまりへ。人間と廃棄ロボットの近未来SF。思わず読み返したくなる珠玉の最終巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きょん
6
先生の正体にびっくり。2016/10/22
zhiyang
6
70年を遠慮なくぶっ飛ばしだのには感心した。最初読んだときに「主人公が主人公の姿で一向に出てこなくて奇妙」みたいな感想を持った気がするけど、現実には欲望を失いながらゲームの世界で色々なものになりたがった奈々子のミガワリたる7号が、色々な人のミガワリとして働きまくって、でも最後はやっぱり奈々子の姿が「大好き」で、奈々子が存在した証をつくるって決意したのは、結局ミガワリはミガワリなんだけど、7号が奈々子を受け入れると同時に奈々子が自分自身を受け入れたようで、感慨深い。2015/04/15
ゴロウ
5
「ミガワリメーカー」としてひとつひとつ仕事をしていくなかで7号のAIは学び、考え、そして決断する。最終話の締めがあざやか。2015/06/10
cipher
5
これはよい作品だ……すごく綺麗にまとまってた!素敵! 自分自身を客観視することは難しいですが、迷いながら進むその道こそが王道っていう話はいやぁスッキリしますなぁ。それをロボットという下地でやってる作品って意外とないと思うのですよ。ロボ技術の発達過程やミガワリ制度についてもう少し描写があれば、独自性バツグンでぶっち切りのド名作になったのではと個人的には思います。恩田先生の次作が出たら教えてくり2015/05/23
mt.gucti
4
(°∀°)やってくれました。なんとなく予想はしてました。ラスト三話の畳み掛けが凄い。「浦島太郎」で「これからも続いていく」で、「実は…」なんだけど、ここまで読んできたファンを安心させてくれる、正に読み返したくなる珠玉のエンディング。良かったねえ(´・ω・`)。永久保存版です。2016/03/01