内容説明
美術館から時価20億円の絵画が盗まれた。学芸員に容疑が掛かるなか、その妹と親しい大学生・城戸友彦は力になりたいと、神楽坂の路地裏に佇む探偵事務所を訪れた。慇懃無礼(いんぎんぶれい)な青年所長が提示した依頼料はなんと3000万円。払えるはずもない額の代償に、その日から仲間になる友彦。狼の如く悪党を追いつめる彼らと共に闇の組織に潜入するのだが――男4人が挑む超弩級ミッション開幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
papako
66
スカイエマさんの表紙に惹かれて、レビュー見たら楽しそうだったので。探偵もする神楽坂の茶道の家元の双子の兄弟と仲間たちのお話。盗まれた絵画とあやしい画廊、贋作疑惑に、過去の誘拐。テンポよく話がすすむんですが、手放しで面白いとは思えませんでした。いろいろ都合良すぎたりね。それでもさくさく読めたし、ちゃんと話もまとまってました。大神流に茶道と事件解決が結びついたのがよかった。2020/02/14
yanae
56
古書カフェすみれやが大好きで、里見さんの別作品も読んでみました!すみれやとは全然違う探偵もの。ご本人もあとがきで書いていましたが、冒険もののミステリーを書いたとのこと。絶対的に天才な裏の裏まで読む探偵が悪者をやっつける、スカッとします!ただ、冒頭の三才児が、こんなに対応できなくない?!ってそこだけすごくひっかかってしまって最初入り込むのに時間がかかりました。作者の別の作品も読んでみたいです!2019/11/29
aquamarine
54
とても魅力的な設定です。探偵社の4人の役割分担もアクションシーンも楽しかったです。主人公の過去に絡めて展開する部分もあり、上手く作ってあるとは思うのですが、どこかが私には合わず少々読みにくかったため上手く伏線を拾うことができず、ぽんと最後に結論だけあたえられたようで謎解きを楽しむところまでいかなかったのが残念です。今後シリーズにして兄弟や祖母の謎、もちろん黎の話も出てくるのでしょう。合わない部分はありましたが設定はとても好みですしいろいろ気になることが残っているので続編がでたらまた手に取ると思います。2015/02/08
わんこのしっぽ
35
初読みの作家の方。表紙買いでしたが(笑)予想以上に楽しめました。絵画盗難に絡むアクションミステリーになるのかな?途中から筋書きが予想できますが、少し疲れた時に読むには丁度良い展開と読後感でした。やっぱり疲れてる時はイケメン設定のキャラクターが出てくる本が一番かな(笑)2014/10/28
たち
34
うーん、合わなかったです。探偵達は大変、魅力的(おばあちゃまも)なのに話が長くて回りくどい。これ、短編だったら凄くいいと思います。すみません、辛口になってしまいました。2018/06/25
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