内容説明
【電子版特典:1994年刊行時の挿絵イラストを巻末ギャラリーとして収録!】
故郷の街ターデンへ戻ったアンディとエフィ。ところが街の様子は一変していた。盗賊団の暗躍によってエルファと人間が対立し、亡き父ラスティがかつて開いた森が、閉ざされてしまっていたのである。森へ向かった双子たちを待ち受けるのは、〈四姉妹〉の三女・青銅の姫フエイアと精強な部下たち〈五方陣〉! 物語はいよいよ佳境へ――。
全イラスト新規描き下ろしに加え、完全新作短編「青銅の姫、まかり通る」を収録。解説=高殿 円。
※本書は1994年3月に刊行された『ルナル・サーガ4 緑の迷路』(角川スニーカー文庫)を加筆修正したものが底本になります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
alleine05
2
前巻では鉄の姫サレイアと遭遇したものの戦闘はなかったのに対し、今回は青銅の姫フエイアと戦いになったけど、ラスボス格のわりには意外とたいしたことないね〈四姉妹〉。強力な魔法の武器とこのシリーズの敵役お約束の異形変身能力を持ってるだけで、あとはごく普通のNPC性能でしかない印象でがっかり。こういうラスボス的な敵はやはりもっと圧倒的な力の持ち主であってほしい。もちろんそんなだと普通にやれば主人公たちがかなわないことになってしまうけどそこを話の持っていきようで何とかして盛り上げるのが作家の腕の見せ所だと思うわけで2015/07/17
文月煉
0
この巻で大活躍する青銅の姫、魅力的な悪役だなぁ。そして、エルファファンの僕は、森が舞台でエルファの氏族がこれでもかと出てくるこの巻がとても好き。2016/10/22
j1296118
0
「一人で<悪魔>教団を退治」し損ねた上に、うっかりとフラウーズバディを誕生させてしまったダメアンディだった事があるプレイヤーとしては読書・プレイ中にメレイ・フラウ・サレイに会うと微妙に気まずい……2015/05/27
あさかわ
0
今までより少しだけアットホームな雰囲気の第4巻。敵も味方も「家族」が大いに語られるお話しでした。青銅の姫は作者に愛されて作られてるなあって感じます。だけど黒爪さんをもっと活躍させてあげてほしかった…。次の5巻も楽しみ。2015/04/22
そーらん
0
青銅の姫とドムスのやりとり結構好き。このあとどうなるんだったかな…。ちょびっと覚えてるのはもうやりきれないんだけど、その前後全く覚えてないからな(笑)読んだのが、十年以上前の、1,2回だから、読みながら、そうだった!!ってなることもあれば、初読のようにどきどきする場面もあるから、続きがすごく楽しみ。2015/04/11
-
- 電子書籍
- 黒牛【タテヨミ】 黒斧・涅黎 バンダナ…
-
- 電子書籍
- 【単話売】蛇神さまと贄の花姫 33話 …
-
- 電子書籍
- Shi-Ba 2018年5月号 Vol…
-
- 電子書籍
- 丸ノ内、八重洲の不動産異変
-
- 電子書籍
- CAMERA magazine 201…