内容説明
貞淑で美しい妻を、奇怪な宗教集団<天地教>に奪われて、片倉は怒りに燃えて復讐を開始した。が、余りにも敵は強力だった。いつしか片倉すら彼らに拉致されてしまったのだ。――サディズムとマゾヒズム……そこには夫婦の愛の限界すら超えた、二人の試練が待ちうけていた。が、片倉はどこまでも闘いをあきらめない。邪悪な司祭と官権の手から逃れ、再び自由の日がくるのはいつか? 強烈なサスペンスとアクションで描く、戦う男のバイオレンス・ロマン!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
74
フィクションだけど中野学校ってそんな超能力者ばっかりだったのかと驚いたな。2010/01/28
金吾
27
話はどんどん読み進められますが、本の狙いがよくわからなかったです。またラストがあっさりしすぎていました。2023/02/25
さざなみ
3
ただ面白いだけで中身のない展開。 感激もなく、あとくされもなく、貴重な時間の浪費であった。でも、最後まで読まされたのは自分の意志が弱かったのかな?2018/04/13
レイブン
2
下巻読了。やっぱり西村寿行は面白い‼ この作品の主人公三人は、最後まで男として女としての矜恃を無くさずに戦い切った強さがあった。読み終わってスッキリした気分になる作品です。西村ワールドはどっぷり浸かれるなぁ。2013/01/03
つちのこ
1
角川文庫版。下巻。1983年頃読了