内容説明
バスケ部の合宿で、百物語をすることになった碧。一人ずつ怪談を話していくうちに、碧のまわりにもふしぎなできごとが続きます。別の場所にいる、双子の弟、蒼にも、危険が迫っていて…。小学校上級~。
著者等紹介
緑川聖司[ミドリカワセイジ]
2003年『晴れた日は図書館へいこう』が第1回日本児童文学者協会長編児童文学新人賞を受賞。
竹岡美穂[タケオカミホ]
人気のフリーイラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
七月せら
20
山での合宿にまつわる怪談がてんこもり。カーナビや携帯など身近に起こりそうなものも多くてぞくりとします。今年の合宿、山なんだよなあ…。そしてそろそろ気になってくる山岸さんの正体。2018/07/30
☾𝕋𝕦𝕜𝕚☽ #すい
13
これは青い本に出てくる男の子のお姉さんの話しだっけ。 青い本と照らし合わせて読むと面白いかも
深青
12
シリーズ4作目。バスケットボールの合宿に来た女の子が主人公です。合宿や集団宿泊の恒例行事といえば、怪談話ですよね。この子達も、夜、百物語をすることに。あれ?今回は本があまり絡んで来ないなーと思っていたら、最後にしっかり出てきました。主人公の女の子が双子で、お話も次の青い本とリンクしてそうなので、楽しみです!怪談も怖いけど、山岸良介のほうが怖いよ!2014/05/31
ひがし
11
今作も怖かったです。『電話ボックス』は少しほっこりしました。個人的には『カーナビ』がかなり怖かったです。「青い本」も是非読んでみたいです。2013/08/05
あおい
10
ミニバスの合宿中に百物語をする碧。怪談も怖いんだけど、怪談と微妙にリンクする出来事にドキドキ。塾の合宿に行っている双子の弟・蒼の方も何かが起こっているようなので「青い本」も読みたい。2022/07/21