角川ホラー文庫<br> 二重螺旋の悪魔(下)

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角川ホラー文庫
二重螺旋の悪魔(下)

  • 著者名:梅原克文【著者】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • KADOKAWA(2015/04発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784043461028

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内容説明

二一世紀初頭。イントロンに封印された悪魔は解き放たれ、世界は焦土と化した。人類もまた、異形の物たちに対抗すべく最終軍を結成した。果たして、生き残るのはどちらか?人類の未来を賭け、悪魔の地下要塞に潜入した深尾直樹の運命は?そして、怪物たちは何故、遙か太古から人類のDNAに封じられていたのか?全ての謎がリンクしたとき、宇宙に秘められたる恐るべき真相が解き明かされる!斯界から大絶賛を浴びた壮大なバイオ・ホラー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とくけんちょ

56
下巻にはいり、いきなりの展開を迎えるので、思わず中巻ってのがあるのかと驚いてしまったが、その理由はメイキングで明らかとなる。壮大なSFで、主人公の苦悩もあったりして、飽きさせないような工夫も。下巻は説明的なところが長く、若干ダレてしまうところあったが。最後は、どちらにせよ、主人公による決断が欲しかった。なかなかのボリュームであったが、最後まで楽しんで読み終わることができた。2019/11/03

べすたん

26
読み終えて一番感じたのは、これ映画にしたら、ヒットしそうなのに!何故、映画にしないの?ってことかな~~。物語はターミネーターと瓜二つの展開なのだけど、一番の違いは相手がロボットか人間の中の悪魔的神様というか遺伝子というか、ターミネーターほどリアルではないけどスパイダーマンよりリアルかな~~(笑)。今の、CGや特撮でこれを映画にしたら結構ヒットしそうな感じのお話で、楽しめました。読んでいて楽なのが良かったです。ラストは「おお~~、そうなのか」。どこかの国の指導者のパロディーよりは良い物が出来そうな気がする。2015/01/05

kumo

23
★★★☆☆2019/12/29

あっちゃん

23
下巻は冒頭からいきなり急展開!感じとしてはエイリアンの侵略ものといった風!しかも、このページ数を駆け足で!こんなに上下巻の印象が変わる本も珍しいな(笑)自己チューの主人公にも馴れて来て、一代巨編を読了した気分!2016/05/15

Tetchy

15
ラストの地獄絵図のような様子を読んで思い出したのは石ノ森正太郎の『幻魔大戦』だ。他にもまだ本作に繋がるモチーフは見つかるのかもしれない。クトゥルー神話や『幻魔大戦』といった作者の好きな作品がいっぱいモチーフとして詰め込まれているようだ。逆に本書から後世の複数のジャンルに渡って影響を与えたのではないかと思われる作品がいくつか連想される。しかしよくもこれほどのパニックホラーを一人称叙述で書き切ったものだ。一言で云おうとすると、修飾語が多く付きすぎて収拾が付かなくなるほど、盛り沢山のエンタテインメント作品。2010/04/18

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