内容説明
遺伝子操作監視委員会に所属する深尾直樹は、ライフテック社で発生した事故調査のため、現地に急行した。直樹はそこで、かつての恋人・梶知美が実験区画P3に閉じ込められていることを知る。だが、すでに現場は夥しい血で染め上げられた惨劇の密閉空間に変質していた……。事故の真相に見え隠れするDNA塩基配列・イントロンに秘められた謎。その封印が解かれるとき、人類は未曾有の危機を迎える!恐怖とスリルの連続で読者を魅了する、極限のバイオ・ホラー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
とくけんちょ
57
分厚い、しかし、その厚みを感じさせないくらいのスピード感。上巻を読んで、続きが気になるので、同じく分厚い下巻へ読み進めることができます。カバーは硬派な感じですが、なかなかライトで読みやすい。いい意味でのb級パニックホラーといったテイスト。主人公が超人となり、DNAの謎から生まれたモンスターとガチンコ勝負。そして、彼女を取り戻し、ハッピーエンドとなるのかなぁ。ほんとストーリーのお子様ランチ!2019/10/20
あっちゃん
26
人の遺伝子から取り出した未知の部分を研究をしていた主人公!てっきり、ウイルスものかと思いきや、段々と様子が…なんとバイオハザード的に(ゲーム版のね)まるでタイラントかGのよう(?)なヤツが!作者さんは研究者さんなのか、やたらと詳しい説明とハードボイルドぶりがきになるが、内容的には私好み!ただ、欠点は主人公が嫌なヤツ過ぎ(笑)2016/05/14
Tetchy
24
ともかくも本書はなぜ発表当時に注目されなかったのかが不思議なくらい、よく出来た理系エンタテインメント作品である。本書は端的に云えば、最新のバイオテクノロジーの知識をふんだんに盛り込んだ、仮面ライダーや秘密戦隊ゴレンジャーなどに繋がる、イントロンから生み出された生命体GOOと超人間UB、即ちアッパー・バイオニックで組織された部隊との戦いの物語だ。それを上下巻併せて1,000ページ以上の厚みで語りつくす。とにかく次から次へ読者を愉しませるアイデアを放り込み、読者にページを繰る手を休ませようとはしない。2010/04/18
タルシル📖ヨムノスキー
19
33年前に刊行されたSFバイオサスペンス。本書を知ったのは石田衣良さんのYouTubeチャンネル。タイトルにある〝二重螺旋〟とはDNAのことで、なんとこのDNAの中に人類を滅ぼす怪物の遺伝子が組み込まれていたという。当然それを突き止めた研究者がいて、実験途中で目を覚ました怪物が暴れ出し…という展開。この怪物に対抗するのは、ナノマシンによって人間の身体能力を極限まで引き出して超人間となった深尾直樹。手に汗握る展開と、連発される過剰な比喩表現。まだまだ話は折り返し地点。今後どんな展開を見せてくれるのか楽しみ。2026/03/19
kumo
17
★★★☆☆2019/11/05
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