内容説明
容姿端麗で才色兼備、『白銀の星屑』の二つ名を持ち、ファンクラブの会員数も三桁を超す、まさに深窓のお嬢様という言葉がぴったりの学園のアイドル、乃木坂春香。そんな彼女の秘密を知ってしまったあの日以来、裕人の平凡な学園生活は終わりを告げ、ある意味奇妙な彼女との関係が始まった。 これは、様々な障害を乗り越え、晴れて互いの想いを伝え合った二人の後日談。それぞれの家を行き来する春香と裕人のらぶらぶ新生活、裕人の両親への初ご挨拶ドジっ子話、美夏の想い爆発の丸秘作戦や椎菜のその後、メイド隊序列二位の謎が明らかになる過去話。そして──!? ついに最終幕を迎える、お嬢様のシークレット・ラブコメをどうぞ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
中性色
19
最終巻。ふと思ったことは、1巻ラストのバラシは結局やらずに終わったのかよ!って事だったり。後日談的内容で、ある意味ここまで読んできた人たちへのご褒美といったところか。春香も可愛かったけど、やっぱ個人的には美夏の方がいいかなと(何がだ)。シャツをくんかくんかしようとしてる挿絵とか、違う意味でごちそうさまです。ただ、全体的にはそれこそ「桃の蜂蜜漬け」のようなあまあま系の内容でした(ちなみに、料理の元ネタとは全く関係はありません)2014/06/03
た〜
14
ちびっこメイドさんの10年後はモデル体型メイドさんか―(しみじみ)閑話休題。後日談(ドタバタえろえろ)プラス新婦両親の馴れ初め・・・時代に起こったメイド序列2位の秘密。2017/12/17
いかずち
12
基本的にエピローグを描いた、乃木坂春香完結巻。「夫婦」とか連呼して、今までの巻よりもさらに小っ恥ずかしい感じに仕上がっている。今までの話の内容を補完するような内容もあって、ここまで追いかけてきた読者には嬉しい仕掛けだ。…が、美夏ちゃんの出番が少なくて非常に悲しかった(仕方ないのだけれど)。オススメ度:★★★☆☆2012/07/13
Mu@仔羊堂
8
シリーズ最終巻。前巻のフィナーレをうけての後日談なので、ようやく裕人の鈍感さにイライラせずに読むことができたよ(笑)10年後の話なんかまあお約束だな。しかし、二人に子供がなんて、信じられない。だって二人ともあまりに奥手だし大丈夫だったのか?(爆)連載開始から8年。最後までよく読んだと自分を褒めてあげたい(笑)お疲れさま。2012/11/26
Makos
7
後日談的短編集にて完結。最初にものすごく甘ったるい話を3つほど読まされた挙句、葉子さんの話でちょっと口直しできて、椎菜短い不憫すぎだろ、とか思ってたらやっぱり最後で砂糖とガムシロとハチミツを同時になめさせられたような気分になって、つまり何が言いたいかというと春香と裕人は末永く爆発しろよ。あとしゃあさんがんばりすぎ。2012/07/21