目次
第1章 千家の歴史
第2章 生い立ち
第3章 戦争
第4章 修行の道
第5章 道をひろめる
第6章 茶のこころ
第7章 家元の道
著者等紹介
千玄室[センゲンシツ]
1923年、京都府生まれ。昭和39年千利休居士15代家元を継承し宗室を襲名。平成14年嫡男に家元を譲座し玄室に改名。現在の主な役職に日本・国連親善大使(外務省)、観光親善大使(国土交通省)、ハワイ大学教授、(財)日本国際連合協会会長、(社)日本馬術連盟会長。文化功労者国家顕彰、文化勲章、フランス・レジオン・ドヌール勲章オフィシエ、UAE連邦独立勲章第一級等受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たかこ
7
表千家で学ぶ私にとって、裏千家の宗匠のことばは無関係だと思っていた。本にも書いてあったが、お裏さんは、派手だし、宣伝が上手よね…なんて思ってもいた。利休の孫、宗旦の三男が表千家、四男が裏千家、次男が武者小路千家として別れ三千家となったが、もともとは千利休の教えを引き継いでいるもの、茶道という大枠で理解しようと思って、読んでみた。15代家元の宗匠は、戦争にも行き、大変な苦労と努力をされていらっしゃった。「一碗からピースフルネスを」の理念にそった活動は素晴らしいものだった。誤解していたことを申し訳なく思う。2019/12/20
Y
1
研究者や作家の視点から見たお茶の本は何冊か読んだけれど、家元の視点から見るのもおもしろい。2016/03/04