電撃コミックス やさしいセカイのつくりかた(6)

著者名：竹葉久美子【著者】

KADOKAWA（2015/03発売）

• ISBN：9784048692113

内容説明

朝永悠が女子高講師となって約一年。　一学期の終業式後にアメリカへ戻る悠と、葵やハルカら教え子に別れの時が近づいていた。　残された時間に背中を押されるように悠、葵、ハルカたちはそれぞれの想いを胸に行動を起こす。　彼らが選び、見つけた未来に在る「やさしいセカイ」とは――。　女子高を舞台に紡がれるセンシティブストーリー、ついに完結!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ソラ]

ハルカ大勝利ルートとは思わなかったなぁ。てっきり葵エンドだと思ってた。ただ、葵とは同じ道に入ったところで関わりがあるからまあそれはそれで。

2015/03/03

[あなほりふくろう]

いや正直ハルカ大勝利はあまり想定してなかったもので（大歓喜） これ以上ない大団円でしょう、素晴らしい。前巻で葵とハルカの関係性をすっきりさせたこと、葵に朝永への恋愛感情が芽生えなかったということ、そして朝永大勝利と行かせなかったことがこの物語の勝因ではなかろうか。葵の恋愛感情にしても、そもそも彼女がその才能と志望に真っ直ぐ向き合うことが作品のひとつテーマであったわけだし、ハルカの恋情についてもきちんと収めて、よくぞ綺麗に着地させたと感嘆しきりでした。

2015/03/01

[がっちゃん]

最後まできっちりと描ききってくれました。今は「ああ、良い作品だったなぁ」と、いう満足感と、「ああ、大好きだった作品が終わってしまったなぁ…」という喪失感に包まれています。 いつも自信無さげだった葵の成長と脱皮には読んでいる中でグイグイと惹きこまれました。

2015/03/04

[むーむーさん]

面白かった。ガラケーしか出てこないのは最終話の為だったのかなー。

2015/10/19

[sskitto0504]

終わり。女の子頑張る、女の子可愛い作品でした。全巻通すとイマイチ葵も香代もいなくてもいい感じ。特にメインヒロインではあったが天才を隠した葵は特に恋愛面でどうしたかったかも、わからず、朝永がいなくてもそのうちこうなったであろう未来でこれならハルカをもうちょっと厚い設定にしてあげたほうがいいんじゃないかなと…ハルカがイマイチ薄い設定だったのが残念でした。

2015/11/02