角川文庫<br> 生きるヒント ―自分の人生を愛するための12章―

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角川文庫
生きるヒント ―自分の人生を愛するための12章―

  • 著者名:五木寛之【著者】
  • 価格 ¥440(本体¥400)
  • KADOKAWA(2015/03発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041294185

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内容説明

「歓ぶ」「惑う」「悲む」「買う」「喋る」「飾る」「知る」「占う」「働く」「歌う」日々の何気ない動作、感情の中にこそ生きる真実がひそんでいる。常に時代の行く先を予感し、「心と体」について深く洞察する、日本を代表する作家からあなたへ――。元気と勇気が出るメッセージ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ🍀

147
本当は、文明が進むにつれて仕事を早く切り上げて、本を読んだり、花を育てたり、絵を見たり、ものを書いたりしながら、人生の収穫期を味わうべきなのです。…なぜ現代人は暗さを恐れ、悲しみを嫌い、涙を避け、皆が明るく愉快であることを求めるのでしょうか。悲しさから逃げてはいけない。戸惑った人しか気づかないことがある。…見てから知るべきである。知ったのちに見ようとしない方がいい。そしてまた見て、そして知る。その繰り返しが大事。…本当の喜びを知る人は、深い悲しみも知っている。それは、闇が訪れないと咲かない朝顔のようです。2021/07/17

i-miya

54
2014.02.05(01/18)(つづき)五木寛之著。 02/03  (P009)  ◎歓ぶ。  悪女に魅せられる男性。  ひとつ、チャーミングな部分、あればいい。  すべてを消し去る、悪女の部分。  2014/02/05

i-miya

51
2013.11.19(2013.11.19)(再読)五木寛之著。2013.11.18 (著者メッセージ) 「神は細部に宿る」といいます。 生きていくための思想というよりも、「生きるヒント」。 親鸞という天才的な宗教思想家でさえ、自分のだめさ加減を徹底的に自覚することから、大きな生命の流れを確信するという道を経て、導かれました。 暮らしの中に、ほんのちょっとした悦びでした。 (解説=岡田幸四郎) 虚実というより、往還、つまり、両者の間を運動する、移動をする、「思いがけない真実をものにする」 2013/11/19

i-miya

50
2013.12.27(12/18)(つづき)五木寛之著。12/27 (p278) (解説=岡田幸四郎、つづき)(しゃべる) (1)数日前ロシアから帰国した。(2)そこでの体験をしゃべる。 (3)室町時代、蓮如の話に急転。 (4)蓮如としゃべるパート。 (5)イタリア人の聖人の話。(6)戦時中の思い出。(7)再びロシアへ。 あくまで「思いつくままに」というライヴ性を強調しつつリアリティの土台を固めていく。  2013/12/27

肉尊

38
「親ガチャ」概念が流行して久しいが、この世に生を受けることは、如何に残酷なことか。『リア王』の「人は泣きながら生まれてくる」が示す通り、好き好んでこの家にこの時代に生まれたのではない。悲しむ余裕もなく突き進んできたのはいいものの、どこかで歩みを止める時がくる。アラブの商人が「買い急いではいけない」と忠告したように、我々は生き急いでいたのかもしれない。アサガオは四六時中、光を浴びても花を咲かすことはない。必要なのは闇。悲しみにうちひしがれた時こそ新たなる冒険の始まりとなる。2022/11/16

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