ビッグコミックス<br> かむろば村へ(1)

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ビッグコミックス
かむろば村へ(1)

  • 著者名:いがらしみきお【著】
  • 価格 ¥759(本体¥690)
  • 小学館(2015/03発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784091818102

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内容説明

主人公・高見武晴は、「金アレルギー」を患った為に銀行をクビになり、東北地方にある「かむろば村」へ移住してきた。彼はこの寒村で495人目の住人として、農業をやりながら金を一切使わないで生きていこうと決めた。だがその村は、
●自他共に認める「神」の老人
●子供ながら超常的な力を秘めるその孫
●異常に世話好きな村長
●この上なくゲスなヤクザ者
●病的な嘘つき女子高生
などなど、不思議な現象と濃い住民たちが集まった異世界のようであった。高見は持ち前の無鉄砲さと酒乱の癖のため、散々周囲に迷惑をかけながら生きていくが……

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

積読亭くま吉(●´(エ)`●)

66
★★★★まだ1巻なので、何とも言えないけれど、今のところかなり面白い。テーマは人が生きる上での、価値観の問題なのだと思うのだけれど。限界集落で起きるファンタジーなのかな?主人公は元銀行員、お金アレルギーを発症し、お金を使わない生活をするべく、過疎の限界集落で農業に従事すべく引越した先は…。映画化されてるようなので、そちらも是非とも観てみたい。2016/02/15

ぐうぐう

8
都会の喧騒を逃れた若者が、田舎へ癒しを求めてやってくるという手垢の付いた設定も、いがらしみきおにかかれば、これほど不思議な感触を持った物語になるのかという驚き。寸止めのシュールさが、異様なリアルさとなって不気味に迫ってくる。2010/03/19

fumikaze

6
漫画「かむろば村へ ①」。農村というのは都会よりも保守的で現実的な社会だと思うが、第1巻では意外とファンタジックに描かれている。一人では何も出来ない主人公を周囲が助けてくれるし、なかなか良さそうな所に見える。でもまだ導入部なのでどうなることやら。どんでん返しが待っているかも。2016/12/30

ソーサー2013

6
迷ったら、自分なんか捨ててしまえ。そうしたら、道も開ける。蓋し、名言? 2015/04/13

ネロ

5
何年か前に読んだことあったような気はしていたんですが、映画化するということで…いがらしさんの絵は全く好みじゃないんですが、ストーリーかな?なんだか妙な魅力がありますよね。都会暮らしに疲れた若者が田舎で家を買って農業をしながら暮らす…というなんだかありがちっぽい導入なんですけど、この若者、全くお金を使わずに生活したいなんていうんです。甘えた幻想を持っていてちょっとイライラするんですが、少しそれには理由があり…そして最初はただただ不気味な雰囲気だった村人たちも不思議と親しみがわいてくるんです。2015/02/15

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