角川文庫<br> 神秘家列伝 其ノ弐

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角川文庫
神秘家列伝 其ノ弐

  • 著者名:水木 しげる【著者】
  • 価格 ¥682(本体¥620)
  • KADOKAWA(2015/03発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041929094

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内容説明

目に見えない存在を感知していた神秘家たちを水木しげるが描くシリーズ第二弾。今回取り上げるのは、安倍晴明、長南年恵、コナン・ドイル、宮武外骨。「見えない世界」を感知していた異人たちの半生とは。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

美登利

63
安倍晴明、漫画でみると凄い年寄りにみえる?と思ったら存在が知られるようになったのは50歳くらいからだとか。不思議だね、他の小説や、映画などで描かれている晴明は美男子な若い頃だったりするので。長南年恵さんの話はテレビで特番を見たり聞いたことが少しあるくらい。コナン・ドイル氏の小説は未読。ホームズが人気作、晩年スピリチュアルな方面に進んだとは知らなかったです。最後の宮武外骨さん、名前は聞き覚えがありますがこんな方だとは知らず、神秘家といえるかどうか?だけど、やはり解説の京極夏彦さんの話で納得するものありです。2015/12/05

akihiko810/アカウント移行中

24
神秘(オカルト)に生きた人物を、水木が紐解く。安倍晴明、長南年恵、コナン・ドイル、宮武外骨の4人を紹介。7.5/10点  水木サンが描く神秘家列伝、面白くないわけがない。特にドイルや外骨なんかは、自分自身と重ねているところもあるようだ。宮武外骨の項で南方熊楠が出てきて、「猫楠」読者にはにんまりすること間違いなし 2021/12/08

ひろ☆

13
水木しげるによる安倍晴明、長南年恵、コナン・ドイル、宮武外骨といった神秘家たちの人生。あとがきは京極夏彦。2014/08/21

またの名

7
「まァ陰陽道といってもある程度の芝居が必要で その素材を見つけるのも晴明はうまかったのだろう 下手するとサギもいいところ」と安倍晴明の活躍エピソードを斜めから評価。霊的存在を信じるが名付け方や尾鰭の誇張には距離を置いたまま再現した伝記漫画の、第2巻。しかし体制に挑み続けたジャーナリストの宮武外骨篇では何が神秘なのか読者には不明だけど、著者的に自身との近さを覚えるらしい。平民主義を求める水木版外骨曰く「人間 姓などあるから差別がなくならないのだ…わしは姓を廃すべきと考える 現に我が国には姓のないお方がおる」2022/04/05

みのにゃー

5
処分前の再読。安倍晴明、長南年恵、コナン・ドイル、宮武外骨の4人を紹介。超有名な晴明、ドイルはともかく、長南年恵という人は神秘家というより霊能力者。同じ時代に生きていたら、是非会って不思議を体験してみたいと思っただろう。宮武外骨は当時は世間を騒がせた有名人だったかもしれないが、今は知る人ぞ知るという感じ。ネットの発達した現代なら、すごいたくさんのフォロワーがいそう。2020/09/01

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