内容説明
天使と話せたスウェーデンボルグ、空を飛んだミラレパ、ゾンビ伝説のマカンダル、夢見男の明恵……。水木氏の先達とも言える神秘家たちの数奇な人生を飄々と綴る。妖怪になるプロセスがよくわかる傑作漫画評伝。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
美登利
74
水木しげるさん追悼コーナーにて借りました。今までに妖怪や戦争体験での漫画や、エッセイは読んだ事ありました。神秘家って何だろう?この第1巻は4人の人生が描かれています。国も様々。霊的な、神秘的な体験をした事で有名な聖人と言われる人の事なのかな?そう思いながら読みました。ふむふむ、手の込んだ背景の絵と言い、それに添えられた文章も難易度が高いです。決して楽しい話では有りません、その人が受けた残酷な仕打ち、修行がとても厳しく息苦しさも感じます。もちろん並みの人では無いからこそ、後生に伝えられるのですよね。2015/12/03
またの名
7
幼時から己の美顔を恨みブサメンになろうとしたり性欲を憎み死にたがる明恵の回で「よく世の中で聖者というとスケベではないという奇妙な伝説があるが 聖者ほどスケベなんだと私は思う」とねずみ男が主張。神秘主義者の話を信じるのに困難を覚えてた水木氏は部分的になら真実を含むだろうと考え始め、(シャーマンに近づき目に見えない世界を形にして皆にわかり易く見せたいという野望を持っている)と言う。その不可視世界は非現実的空想にとどまらず、植民地奴隷が白人への抵抗の中で創ったヴードゥー教の社会的経緯から仮死化術ゾンビが誕生。2022/04/05
みのにゃー
5
処分前の再読。スウェーデンボルグ、ミラレパ、マカンダル、明恵の4人を紹介。水木さんはスウェーデンボルグに「臓器移植(脳死)はいけない」と言わせているが、どういうことかな。「人が完全に死ぬのは心臓の鼓動が止まった時なのだから」と言っていたからなのか、水木さんが思っていたことなのか。マカンダルの話で、当時の奴隷の過酷な境遇を知る。2020/08/31
紫
3
水木しげる画伯描く、東西神秘家たちの伝奇な伝記。スェーデンの心霊研究者スェーデンボルグ、チベット仏教の呪術師ミラレパ、ブードゥー教のマカンダル、鎌倉仏教の明恵の事績とそれぞれの理論をダイジェストで紹介。いずれも100ページ未満のボリュームにまとめられており、史実も俗説も盛り込んでいるのか、ミラレパの生涯などは唐突な展開の連続過ぎてワケが分かんないのであります。聖人が禁欲的なのは誰よりもスケベで、悩みが大きいからだとする逆説はまことに卓見。進行役として水木画伯御本人とねずみ男が登場するのも楽しい。星4つ。2025/07/25
pelikano
2
とてもおもしろかった。マカンダルという人物を初めて知った。 2011/03/20
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