花とゆめコミックス マダム・プティ 4巻

著者名：高尾滋【著】

白泉社（2015/03発売）

• ISBN：9784592196549

内容説明

1920年代のパリ。婚約者に去られた万里子に何かと縁のあるインド人青年・ニーラムは、藩王国の第二王子だった──！母の仇である実兄・パドマを殺すというニーラムを止めようとした万里子は、共に訪れた屋敷で火事に巻き込まれて…!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[どんぶり]

表紙背景の柄が可愛いです。万里子の気丈さがまたキラリと光っていましたね。万里子素敵過ぎます～。私もこんな人になりたい。日本美女の手本中の手本ですね！もちろん見た目ではなく、性格などの内面の話ですよ！憧れます。ニーラムとの関係も一旦崩れてからの復活で、以前より一層信頼関係が深まれたかな？全く、本心隠しのうまい人だこと。汚い世の中を生きていく上では、本心隠しのうまさは便利で役立つ技術ですが、それがうまいとなんだか悲しいですね。次はニーラムも救ってあげるのでしょうか。早く万里子自身を救ってほしいものです。

2014/07/25

[るぴん]

万里子が本当に強くて賢くて可愛い‼︎俊様だけでなく、ニーラムまでもが万里子を利用しようと打算的に彼女に近づいたと知っても、落ち込むどころか逆にニーラムを助けようと奮起する。ニーラムと万里子が、お互いに心の支えになればいいな☆メイド姿のニーラム、お化けを怖がるニーラムに笑った（＾∇＾）

2014/07/24

[パンジャビ]

兄殺しは本当はやりたくなかったんだね…一族の掟に従わねばならない立場だから、なのかなぁ。知らなかったよ、ニーラム。前巻でマリコが止めてくれてよかったね…しみじみ。それにしても面白い漫画だな！こんな素敵な作者さんがいらしたとは！今まで出会う機会なかったけど巡り合ってラッキー。今回はニーラムが沢山出てきて嬉しい。目の保養（笑）マリコの生命力溢れる感じも読んでて気持ちいい。兄殺しをせずに収まる道はないものかね。しかし寝て食べるのはそんなに恥ずかしい事なのか（汗）ニーラムもあの辺妖しかったよな（笑）

2017/02/08

[まりもん]

レンタル。火災から逃れてリディ・マラルメの世話に。ニーラムが幽霊が怖い事が発覚したけど、万里子にすがる姿は面白かった。

2018/11/17

[そうび]

「面倒な女だ　あまりに　清々しい」　ニーラム受難の巻。百合の園に紛れこみ、肝試ししたり折り鶴したり。万里子に目を付けたニーラムは今度は万里子に追いかけられる。“叶いそうもないこと”は、きっと叶えられるのでしょう。

2014/08/01