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内容説明
西暦28XX年、東京。ここは魂の宿る人形の住む館。双子の人形師・嵐と静が創り出す感情豊かな子型機械人形が、寂しい人々の心の隙間を埋めていく…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山口透析鉄
21
この作品もこの巻のみ試し読み版で。 29世紀の東京は砂漠化しているのでしょうか。精巧な人形師の兄弟が出てくる連作で、この作品が最初期のようです。やはり人の代わりになるようなロボットの話って普遍性があります。巻末の短編も良かったですよ。2023/11/15
ヒロ@いつも心に太陽を!
15
まだ未読だった高尾作品、やっと読めた(*^□^*)!人のために生まれ人と共にせずには生きていけない、魂をもったドールたち。笛の音で目覚めて笛の音で再び眠るという設定も素敵。静が言った「他人(ひと)には意見を求めるべきであって選択肢までゆだねちゃいけないよ」という言葉がなぜか響いた。ほんとそうだよね、うん(´ω`)続きも楽しみに読まんとす☆2011/12/30
Romi@いつも心に太陽を!
12
【再読】2804年、西東京砂漠。そこは魂の宿る人形の在る館。双子の人形師の手より生まれる人形の動き出す様は、さながら古の幻術のようである。嵐は目覚めの笛を、静は眠りの笛を奏でる。共に育った姉妹として、兄弟として、母親代わりとして、役目を終えるその時まで、人を愛し寄り添う心優しきアンドロイドたち。全てが良作だが、亡き母の面影を持つ散音の話が特に心に残る。遊廓の主、ヴァルネリアンのニヒルな感じが格好いい(笑) もっと読まれるべき作品!2011/01/24
ムック
10
人形に命を吹き込む嵐と眠りにつかせる静、対照的な人形師の二人の元を訪れる人たちは…。一話ずつ、短いながらにテーマもはっきりしており、考えさせられる事も多い。そしてどれも心に染み入るんだよなー。リエとチルネの話が一番好き☆2011/02/11
パンジャビ
9
この漫画は高尾さんのライフワーク?前から出てた人形芝居の4巻が最近出たので、これは読むべしと1巻から着手。この頃の絵柄は読むディアマインの系統で何だか懐かしい。なるほど、兄弟や姉妹など、役目を持って生まれるアンドロイドの話だったのかーしかも全部子供型の話とは知らなかった。基本的に一話完結で読みやすいけど、人形師の嵐と静が核となって筋が通ってる。2018/07/16
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