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内容説明
エリザベスI世の裏切りによりフェリペII世に引き渡されたサラディナーサ。彼女を救うべく、レーヴェはスペイン王弟ドン・ファンとして立ち上がる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちぇしゃ
10
勝たなくても負けないというか。 この頃の歴史が好きなのもあるけど、この作品はとにかく河惣 益巳さんの作品の中でも一番好きなかも。河惣益巳さん、海外のロマンスの翻訳コミックも書いてくんないかなー。絵に特徴がありすぎるけど、この人なら日本ではあまり受けない「強いヒロイン」をがっつり描いてくれそう。わたくしが読みたいロマンスは自ら戦う強いヒロインなので。2017/06/26
みっく
4
再読。女を愛し、自分のすべてを賭けて戦ったレーヴェとマシュー、国のために手放し、また手に入れるために多くを敵に回したフェリペ。ただ愛されるだけのお姫様ではなく、自分で道を切り開いたサーラ。「少女漫画」としてだけではなく、海に生きた男たちのドラマ、総領として戦った女のドラマとしても味わい深い。2010/06/12
わにこ
4
再読。最高にドラマチックな物語。これぞ少女マンガ!2010/04/03
メグメグ
4
【再読】久しぶりに一気読み。素晴らしい海洋大河ロマンだ。 「FLSHE&BLOOD」にはまっている私に、同時代の物語として友達に薦められた本。フロンテーラという架空の一族を、史実と実在した人物等と上手く絡めていて、とても面白い。2009/09/26
春るるる
3
切ないけど爽快な結末。フロンテーラの女総領、サーラがぶれないからだろうな、何があっても。こういう人物、政治家にも出ないか……なんて野暮は言わない事にしよう。船出のイメージとあいまって明るいラスト。全巻を通してリカルドとサーラが大人になっていく過程の画の変化も楽しめる。そう言えば、ぶれないサーラに較べて変化し成長したのはリカルド。もしや本当の主人公?2012/10/15