PHP新書<br> 進化する中国系犯罪集団 - 日本のカネを強奪する「龍グレ」の正体を追う

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PHP新書
進化する中国系犯罪集団 - 日本のカネを強奪する「龍グレ」の正体を追う

  • 著者名:一橋文哉
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • PHP研究所(2015/03発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569814421

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内容説明

危険ドラッグや振り込め詐欺、土地買い占め……黒幕はやはり「あの国」だった!液状化した暴力団に代わり、組織化されていない武闘派犯罪集団「半グレ」たちが闇社会を動かしていた。彼らは警察の締めつけにより一度は解体したが、「龍グレ」(中国系半グレ)は中国政府筋やマフィアと手を結び、危険ドラッグ製造や知能犯罪など、再び日本に脅威をもたらしはじめている……。日本のカネや土地を強奪する「龍グレ」たちの実態を、丹念な取材と周辺調査で明らかにし、いまここにある危機をあぶり出す。事件ジャーナリストの泰斗が送る、戦慄のルポルタージュ! 第1章:蠢動―六本木の危険な兆し、第2章:浮上―半グレ界を制す怒羅権、第3章:暗闘―変貌を遂げた黒社会、第4章:侵食―日本の食を貪る中国、第5章:標的―先兵が狙う獲物と復讐

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

7
2015年1月出版。ずっと積読していたのをやっと読んだ。冒頭、脱法ハーブ事情から始まり、関東連合など半グレ集団の勢力争い、勢力を拡大した怒羅権(ドラゴン)の活動などが描かれていて、国内の犯罪の話で終わるのかと思いきや、中国政府高官や中国マフィアへの日本の食材、水資源、国土の売買等々にまで話が及び、先に読んだ『日本はすでに侵略されている』の内容とピタッと一致してびっくりした。先の本では日本の仲介者については触れられていなかったので大変参考になった。執筆されてから6年、現在どうなっているのだろうか。2020/12/17

お萩

6
ドラゴンと言ってもその中にまた違う系統のものがあるんだなー。残留孤児のくだりはなんとも胸に詰まる。発した本人が軽い気持ちで言った悪口や小さな悪意が積もり積もって大きな悪を作っていくのかな。2016/06/21

Kentaro

2
危険ドラッグや振り込め詐欺など、多くの犯罪にいまだに撲滅の道が見えないのは、それらの多くに中国軽犯罪集団が関わっているからだという。なぜこの中国系の犯罪組織が日本で生まれたのか、暴力団との関係はどうなっているのか等を丹念な取材をもとに書き上げた内容である。水資源を狙った日本の土地の買い占めや、マグロの流通、ちまたを震撼させた重大犯罪にもこの組織が関わっているという。暴力団でもなく、暴力団が衰退していくなかで誕生し、発展、拡大しつつある反グレ集団、この中の「怒羅権」とその派生組織「ドラゴン」がある。2018/08/30

as

2
中国政府の国家戦略とビジネス戦術がよく理解できました・・・・・・・・ってコレ何の本でしたっけ?2015/05/27

kenitirokikuti

2
浅草あたりにて東北出身者(中国)がなんちゃらという話は耳にしていたが、その意味がやっとつかめた。伝統的には六本木の香港マフィアと新宿の東北マフィアが競り合ってたが、いまは諸理由あってマフィアとしては東北優位だという。2015/02/21

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