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内容説明
決別じゃなくて抱えて生きろ――。師匠がくれた覚悟の教え。過去の過ち、小夏(こなつ)の秘密……すべてを背中に背負いこんで、ついに叶えた親子会。師匠・八雲(やくも)と迎えたその日、三代目助六(すけろく)演ずる「居残り」やいかに!? 八雲でもない。助六でもない。三代目助六こと与太郎(よたろう)が切り拓く落語の未来がここにある!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
れみ
204
引き続き、助六再び篇。信之助の可愛らしさと人たらしっぷりにニマニマしつつ、八雲と与太郎の二人会でのふたりの様子に惹きつけられる。反魂香も居残りもすごかったなあ。そして舞台上で起こる、八雲最大の危機…。あっちへ連れて行こうとするみよ吉、まだ来るなという助六、そしてどんなに時間が経とうとふたりの存在にとらわれ続ける八雲…そんな感じ。この先もすごく気になる…!2015/09/23
積読亭くま吉(●´(エ)`●)
116
八雲師匠まだ早い。与太は貴方がいないとまだ…まだ与太を見守ってやって下さい。祈るように読む。しんちゃんがいずれ高座に…(つ_;*)♡うるうるするぜ2015/04/20
小梅
108
与太郎が成長してる。八雲が死んじゃうのかと心配した!松田さんと犬がホッコリさせてくれて好きです。2018/02/15
ケイ
100
小夏はどうしたいんだろ。女と落語、女の落語ってのも、ちゃんと描いて欲しいな。この巻になってくると、落語してるのは、菊さんと与太だけだから、他の落語家さんとの絡みがないのが残念。八雲はさてどうなるやら 2018/11/07
くりり
87
八雲でもない、助六でもない、三代目助六の「居残り」やっと親子会で演じたのに、八雲師匠は倒れお迎えが...2015/08/03