昭和元禄落語心中(1)

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昭和元禄落語心中(1)

  • 著者名:雲田はるこ【著】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • 講談社(2011/12発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784063805147

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内容説明

【無料試し読み閲覧期間2025/8/24~2025/9/6】
満期で出所の模範囚。だれが呼んだか名は与太郎(よたろう)。娑婆に放たれ向かった先は、人生うずまく町の寄席。昭和最後の大名人・八雲(やくも)がムショで演った「死神」が忘れられず、生きる道は噺家と心に決めておりました。弟子など取らぬ八雲師匠。惚れて泣きつく与太郎やいかに……!? 昭和元禄落語心中・与太郎放浪篇、いざ幕開け!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はる

458
読んだ理由はアニメの1話で惚れちまったからですわ。アニメのが好きかもって思った数ページが恨めしい、最高でした。話の繋がり、落語の表情の見せ方、どれをとっても一級品。登場人物みんなの人柄がとても好きです。八雲さんが本当色気があって笑顔が可愛くて素敵です。うっとりしちゃう。涙涙の内容に心がざわつきました2016/01/15

れみ

252
刑務所を出た足で寄席へやってきた与太郎が昭和最後の大名人・八雲に押しかけ弟子入りするお話。与太郎の成長物語がメインと思いきや…八雲と八雲の亡き親友・助六の娘・小夏の確執と過去の出来事がとても気になる感じ。そしてとにかく八雲が素敵すぎる。2015/08/15

masa@レビューお休み中

236
ブックオフで見つけて、購入してしまいました。満期で刑務所を出所した与太郎が真っ先に向かったのが、町の寄席でした。そこで、昭和最後の大名人と謳われる八雲師匠に弟子入りを申し出ます。なんとなく師匠の家に転がりこむことになった与太郎は…。あぁ、本当にいいですね。一芸に秀でているものの強さと弱さ、優しさと恐ろしさといったものが八雲という人間から嫌というほど見せられる。その完璧ではない人間臭いところがまた彼の魅力なような気がします。この本を読んでいると、無性に落語が見たくなります。2014/09/01

G

217
ふとアニメを観て「これは面白い!」と感じ即購入。出所したてのチンケなチンピラ与太郎が門を叩いたのは落語の大名人・八雲師匠。弟子などに興味がなかった八雲師匠は何故か与太郎を弟子にしてしまう。八雲の意図は?与太郎は噺家としてやっていけるのか?なんて話。うーん艶っぽい。出てくるキャラが皆艶っぽい。この雰囲気、たまんないなー。「出来心」を演る与太郎の必死さが芯まで伝わって来る。これはものすごい人情物だ! なぜ今まで読まなかったのか! 小夏姐さん、超カッコいい!2016/04/15

184
落語の世界ってまったく知らなかったけれど、すごく惹き込まれたし面白い!雲田さんが描くからだろうか、八雲師匠の男の色気たるやハンパないし、刑務所から出てきたばかりの与太郎は可愛いし。また江戸っ子口調の小気味良いセリフのテンポが噺家らしくて惚れ惚れするほど。4巻目が出るのを待ってからと思っていたが、待ちきれずに読んで正解だった。それに八雲と仲の良かったという今は亡き助六も気になる。今後の展開が楽しみだ。2013/04/16

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