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内容説明
▼第35話／囮（デコイ）♯5▼第36～39話／闇の中の子供♯1～♯4▼第40話／エピローグ▼イラストギャラリー
●主な登場人物／コイル（手練れのPC[プレイヤー]であり、別名・エンジン男。ネット上でカウンセリングを受けている。現在の姿の名はトルク。現実世界での家族とは別居中らしい）、ガウル（「園」の住人。無鉄砲で好戦的。現在の「園」に対し不信と不安を抱く）
●あらすじ／動物園を守る“囮（デコイ）”作戦が進行する中、敵によって連れ去られたガウルを奪還するため、犬猿の仲であるクロエと姉御はひとまず協力を約束する。凄腕の敵2人を相手にしなければならない状況で、彼女たちは互いへの「信用」を貫き通せるのか？ 一方ガウルは、クロエと姉御を誘い出す役目が終わったとして、あっさり解放され…（第35話）。
●本巻の特徴／動物園を守る戦いは、それぞれの想いを乗せて激化する…。連載時に描けなかったシーンが大幅加筆され、総ページ240Pとなった渾身の最終巻！！
●その他の登場人物／クロエ（「園」を取り仕切る女性。クランクに用心棒の依頼をした）、クランク（オンラインカウンセリングに関わる謎の男。コイルと組んで「園」に来た） 、イタカ（「園」の中の親役のひとり。射撃の名手で、暗殺集団に所属していた過去あり）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
asahitadanobi
1
3巻まで全く理解不能でしたが4巻以降は苦になく読めた。打ち切り感はあるが最終巻で強引に伏線を回収するより、読者に想像させた方が作品としての完成度が良いです。2015/01/19
おにぎり
1
再読。ナツノクモは8巻だけがやたら面白いと思うのは謎解き編だからというだけではないと思う。この話は表層がどんだけ和気藹々としていても・熱い戦闘を繰り広げていても、高々ネット上の付き合いでありオンゲの中だけの盛り上がりでしかないんだよなあとなんか冷めた目になって読んでしまえる……というのが欠点で、その点8巻は登場人物のリアルでの心の闇を抉りまくる展開で、冷静さの介在する余地が一切無くて息をつかせぬ展開だった。百舌谷さん3巻といいこれといい、しのふーがときたま出す本気はほんとに半端ないっす。2012/04/19
なりゆき
0
打ち切りとのことでしたが、久しぶりに読み返してみても、やっぱり面白い。妙にドロドロと暗い話が続いたから、打ち切られてしまったのかしら。続きが読みたいけど、これはこれで一応の完結にみえるし、仕方ないのか。ああ、空談師も電子書籍化して欲しいなあ。2015/03/07
hasky
0
最終巻。広げた風呂敷を突然畳みだす。もっと続きが見たかったなあ。今まで明かされていなかった過去など色々（全部ではないけど）描かれていって本編の動物園防衛戦を忘れて話にのめり込む。最初読んだ時自分の読解力が足りなくてクロエとリーゼの関係に最後の最後でようやく気付いてウワアアアアアッてなって最初からもう一度読み直したのはいい思い出。
kula-diamond
0
たぶん8巻に背景含めて全て描いているんだろうけど、逆にそれじゃあ読者置いてけぼりだよ…2013/06/23
