内容説明
1960~70年代、いわゆる高度成長期に発売されたお菓子やインスタント食品などの中から、『榮太樓飴』、『サイコロキャラメル』、『アーモンドグリコ』、『カンロ飴』、『キャンロップ』、『チェリオ』、『ネクター』、『ナッツボン』、『シャンメリー』、『純露』、『ツインクル』、『セボンスター』などなど、思わず「え?これ、“まだある”の?」と叫んでしまうモノを100点セレクト。レアでカルトなアイテムからロングセラーの王道まで、「昭和っ子」たちのキオクをシゲキする商品をオールカラーで一挙紹介。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ホークス
33
懐かし物の拘りと蘊蓄が楽しいシリーズ。2013年改訂版。ライオンバターボールのチェック柄から子供の頃のケバケバしたウールを連想する。確かに多かったねチェック柄。きゅうりのキューちゃんから樽詰めの漬物を量り売りするお店の話へ。味噌屋もそうだった。ハクション大魔王はマルシン提供だからハンバーグが好きだったんだね。安くて当り付きのチェリオは駄菓子的ドリンクだった。フルーツサワーとシャンメリーは色んなメーカーがあったのか。レディーボーデンやハイソフトの高級感には洗脳された。CMソングの女王は天地総子で決まり。2018/08/14
きゅー
8
60~70年代に発売され、いまだに売られ続けている食品100点が紹介されている。すっかり忘れていたけど、たしかにこれあったという商品がいつくもあり、しかもそれらがいまだに販売され続けているというのは驚きだ。「フラ印アメリカンポテトチップス」って輸入品じゃなくて、東京の会社が1948年から売っているのを初めて知った。それとサクマ製菓の「サクマドロップス」と佐久間製菓の「サクマ式ドロップス」の因縁の対決を知らなかった。今はもう無いと思っていたものが、実はまだ売っていたという驚きが一番大きかった。2019/04/02
Saku
8
サクマ式ドロップが久しぶりに食べたくなった。2018/04/23
noby
8
巻頭には「もうない。」食品も紹介されています。写真集のつもりで、パラっと眺めるだけの本かと思いましたが、著者の思い出話や商品のうんちくが楽しく、ついつい全部読んでしまいました。ロングセラー商品は企業の屋台骨となるもので、ここに紹介されたメーカーは安定していると想像できます。このシリーズどのジャンルも歴史に残る空前絶後の大ヒット商品とのこと。消費不況には尚40年の歳月が必要でした。 2017/02/26
pugyu
7
あれもこれも知ってる!と楽しんで読めました。食べたことなくてもCM覚えてたり、その時代の思い出がよみがえりますね。缶入りドロップはサクマ式とサクマは別物だったのか。新製法のソフトエクレアは味がちがうのか。でも食べてみたいな。2015/10/19