創元推理文庫<br> 偽証裁判 〈下〉

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創元推理文庫
偽証裁判 〈下〉

  • 著者名:アン・ペリ/吉沢康子
  • 価格 ¥1,018(本体¥926)
  • 東京創元社(2015/02発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
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  • ISBN:9784488295066

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内容説明

鞄から黒真珠のブローチを見つけたヘスターは、ファラリン家に返そうとする。だが時すでに遅く、盗みのかどで逮捕され、ニューゲイト監獄に送られてしまう。最終的に殺人罪で起訴されたヘスターの絞首刑を防ぐため、殺人犯をつきとめようとファラリン家を調べるモンクだが、手がかりは皆目つかめない。さらに頼みの綱である辣腕法廷弁護士ラスボーンは、スコットランドで裁判が開かれるため、ヘスターの弁護人として法廷に立つことができない。絶体絶命の窮地に追い込まれたヘスターを救う道は?そして裁判を経て明らかになる殺人事件の真相は?/解説=若林踏

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佳乃

26
やっぱり貴女なのですねウーナ・・・理由がどうであれやっぱり殺人はいかんです。そして確証もないのにウーナの言葉をうのみにするなんて・・・まして他人を利用するだなんて。愚かで罪深い。それにしてもヘクターの罪は有罪とも無罪ともならず宙ぶらりん。だからこそ、闇が暴かれたのだけれど、なんか納得いかないな。2017/11/10

geshi

19
下巻に入ってようやく裁判が始まったものの、具体的な証拠はなく他人に容疑をなすりつけて終幕する何とも消化不良なやりとり。その中でも裁判にナイチンゲールが出てへスターの助けになってくれる展開は作中人物と同様に心熱くなるものがあった。真相が知っている人物からもたらされるもので、明らかになる殺人の動機もさすがに無理がありすぎ、謎解きも何もなく結末は犯人が勝手に自滅しているように見えてしまう。ピンチでのキスとかベタベタなロマス小説かよ。ことごとく自分に向いていない小説だった。2024/04/21

ごへいもち

15
満足2015/04/29

emitaku

13
法廷シーンは圧巻だし、不器用なロマンスの行方も気になるところ。構想自体は見事なんだけど、犯罪のディテールの詰めが甘いようにも思える。こっちの読み方が悪いのかもしれないけれど。まあ、緊迫した裁判を楽しめたので、よしとしようかな。時代の描き方が素晴らしいので、自作が出たら読みます。2016/06/11

星落秋風五丈原

12
法廷の場面は見応えがあった。新たに登場した弁護士はレギュラー入りしないのか?そしてモンクとへスターが急接近!シリーズ第一作から読みたかったなぁ。2015/02/25

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