白泉社文庫<br> 未来のうてな 1巻

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白泉社文庫
未来のうてな 1巻

  • ISBN:9784592886419

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内容説明

【無料試し読み閲覧期間2024/4/19~2024/5/2】
茉雪健(まつゆきたける)は、自作のRPG創作に打ち込む夢見る少年。高校受験を控え、学校見学会で出会った超カワイイ他校生・鈴鳴苺(すずなりいちご)に一目惚れしてしまう。しかし、苺の存在が人生に大きく関わってくることを、健はまだ知らずにいた──。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ako

10
再読。亡くなったお母さんのカレーの味を再現出来なくて健が泣くシーンは私がカレーを作る際いつも思い出します。喪失感に襲われている健の気持ちをよく表してると思います。少しずつ氷樹を受け入れる心の準備をしたいのに淳奈から氷樹の気持ちを突然聞かされたり写真を押し付けられたり。気持ちはわかるけど、他人の家庭の事に口出しするような人は好きじゃない。健は淳奈と違ってつい最近氷樹の事を知って受け入れるだけで精一杯なのに。迷って遅刻しちゃったけど迎えに行っただけでも頑張ったと思うわ!2014/09/26

たろさ

6
日渡早紀作品は、まとめて読むことを推奨。連載当時はついていけなかった。一旦読み通してからの再読。ワープロなのが、懐かしい。ラノベか!と思っていたら、突然の母の死。お母さんのカレーの話が泣ける。 でもいくらイイ子でも、19年も住んでいたアメリカから父を慕って日本に移住する氷樹の気持ちが未だによくわからない。健の逡巡には、激しく同意。 苺ちゃんへの告白と全くんはまだまだ謎の段階。2018/01/31

tsunehisa

6
電子無料。日渡さん好きだけど未読でした。テンション高めだけど泣けるシーンがあって、外でじっくり読んだらダメなやつだ~。2017/08/04

チョコろん

4
単行本で読了済み。纏まらないから一言あらすじは諦めた。1巻から予想のつかない展開と結末を迎える作品である。それが元々想定されていたのが伺える描写が多いのに驚いた。健は物語の記述者であって、物語の主役ではないのが斬新。彼の立ち位置は、本巻で明確に描写されている。本来は全くん主役視点で描かれる内容だろう。全体的にもっと分かりやすく纏められていたら……。設定は魅力的だが、キャラが多く、視点が入り乱れ、難解な世界観である。本巻収録の時間の概念、カレーの話、誕生日プレゼントの話は、短編漫画としても良いエピソード。2017/08/13

ものくろ

3
レンタ読み。懐かしい2017/08/05

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