緊急討議Hot jam『ことばの始まる場所』第四回 「ハイパーリアルな生存競争」

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緊急討議Hot jam『ことばの始まる場所』第四回 「ハイパーリアルな生存競争」


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内容説明

小説家・片山恭一氏が、現在の安倍政権下における政治的状況に危機感を覚え、始められた、片山氏が畏敬する思想家・森崎茂氏との緊急討議『ことばの始まる場所』。
 第4弾は「ハーパーリアルな生存競争」。今回も、熊本の温泉宿での討議が続きます。ほんわかとした雰囲気の描写のなかに、たんたんとした現状分析。そして、話は森崎氏と吉本隆明氏が対談したときに遡る。「これからは中流が基盤である」という吉本氏に、「ハイパーリアルな剥き出しの生存競争になる」と応ずる森崎氏。さてその議論の行方は……?
 米国の多国籍企業における利潤追求主義から日本の軍隊を米国の軍隊の傭兵にしようとする国家まで。現代社会が抱えるさまざまな問題を提起し、人間の自然性や本来性にまで話は及び、「人間の歴史とは、まさに人が切り刻む歴史だった」という言葉も。昨今起こる猟奇的殺人にも通じる両者の討議。深く考えさせられる1冊です。


目次

世界認識の方法
「剥き出し」という生存感覚
無言の世界の条理をひらく
外部の内部化
フーコーの「生権力」をめぐって
医療をめぐる生政治


〈著者略歴〉
森崎茂(もりさきしげる)
思想家。1949年生まれ。九州大学農学部卒。著書に『内包表現論序説』、『GUAN02』など。現在、「内包」概念を中心に、まったく新しい存在論を構築中。熊本市在住。

片山恭一(かたやまきょういち)
作家。1959年愛媛県生まれ。九州大学農学部卒。主な作品に『きみの知らないところで世界は動く』『世界の中心で、愛をさけぶ』『死を見つめ、生をひらく』『生きることの発明』など。福岡市在住。