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内容説明
【文化祭の命運は、とあるぼっちに託された。】
文化祭の副委員長となった雪乃は、負担を押し付けられ体調を崩してしまう。そんな雪乃を、八幡は彼なりのやり方で助けようとするが…。大人気ラノベのTVアニメ版コミカライズ、文化祭編完結の第5巻!!
(C)2013 渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。 (C)2014 Rechi Kazuki
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
31
文化祭後編。すれ違いからぎこちなくなっていた雪乃との関係も、相模のやる気の無さから雪乃が孤軍奮闘する状況も一気に解消してみせる八幡の奔走と、一瞬だけ近づいたかに見えた雪乃との関係。まるまる一冊使ったこのあたりはシリーズの中で一番好きなシーンなんですが、ここからがまた難しくなっていくんですよね(遠い目 愛してるぜ川崎が削られてるのは残念。2017/03/05
かんけー
7
文実のエピソードをほぼ全部描写している。さがみんの勝手な言動で八幡やゆきのんに皺寄せが行ってしまう...。ま、八幡が持前のヒールっぷりでさがみんを痛烈に皮肉るんだけどね(笑)ゆきのんは無理し過ぎて学校休むし..さがみんは事の重大さに気ずいていない。八幡とガハマさんはゆきのんのマンションへお見舞いに行く。「ゆきのん!もっとあたしとヒッキーを頼って‼︎」ガハマさんは言う。その言葉は雪乃の心にゆっくりと浸透していく...。「今すぐは難しいけれどきっといつかあなたを頼るわ..だからありがとう..。」八幡は2014/12/20
袖崎いたる
6
この作品は一応いわゆる「ぼっち」の気質を持つ者たちが悩める者たちの相談事を請け負うという、一巻からのスタンスだったので(とはいっても行動力あんな~コイツらとか思いながら読んではいたのだけれど)、前巻から突入した文化祭篇にも陰ながらの任務でごたごたしてくのかと思いきや、ぐいぐいと文化祭実行メンバーになって、表紙の通り演奏までしてしまった。で、ぼくはこの『俺ガイル』での「ぼっち」は発達障害的なそれとは違うらしいと知った。まぁ、もしぼくが想定していた「ぼっち」なら、そもそも物語は始動しないのであろうけれども。2015/09/09
light
5
やはり社会正義とか奇麗事の陰で横行する理不尽について言及していて面白い。何とかするやり方はこの主人公ならでは、かつ学生ならではだろうけど。ヒッキーかっけー。葉山が言う、どうしてそんなやり方しかできないんだもわかる。誰かが傷つく世界を防ぐために、自分が傷ついて、誰も傷つかない世界を作る。誰よりもわかってるからこそ卑屈に陰険に陰湿に。ダークヒーローだなー。先生が心配するのもわかるな。誰かを助けるっけことは君自身が傷ついていいことにはならないよと。2014/11/29
れぐるす
4
ヒッキー悪夢の文化祭編。目的さえ果たせれば手段はなんでもいいんでしょ、というダークヒーロー的なやり方で締め、先生の労いと慰めまでの流れが好き。これ先生の言葉がなかったらヒッキーもおかしくなってたんだろうなあ。2014/11/26