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内容説明
警察には、タブーが存在する――。イギリスに出向していたキャリア・桜真忍(さくらま・しのぶ)が教養課長として警視庁に帰ってきたその日、警察全体を揺るがす凶悪事件が発生する。それは、「失脚屋」という不吉な呼び名を持つ彼がもたらしたものなのか、それとも――!? 新鋭が放つ、警察の闇を暴くクライム・サスペンス。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
JACK
25
◎ 警察官僚の教養課長の桜真は異動になるたびに上司を破滅させた事から「失脚屋」という異名を持ち、警察の疫病神とも言われている。そんな彼が出向先のイギリスから帰国した日、警察庁長官が射殺される。現場が混乱する中、警察幹部は自分の縄張りを守る事や責任逃れに注力し、犯人は一向に捕まらない。そして、事件は19年前の同じ日に起きた未解決の警察庁長官射殺事件との関係が疑われる。果たして模倣犯なのか、あるいは同一犯なのか。桜真が警察のタブーに迫る捜査の緊迫感、綺麗で見やすい絵、捻った展開の物語と、魅力的な作品です。2016/10/30
シ也
16
警察庁長官の射殺事件。主導権を争う公安部と刑事部。動き始める失脚屋こと桜真。「クロコーチ」に似てる話ではあるけどあちらより好きな作品。キャラクターも濃いしドラマ向けの作品かも2015/07/26
たべもも
8
★★★★☆。ドラマの原作になりそうなネタですね。問題児な主人公桜真の口車に皆のせられ過ぎと思ったりしますが、隠蔽体質なこの組織をどこまで・どうやって追い詰めていくのが楽しみです。綾目さんの目が怖すぎる。2014/10/20
あらたま
5
少年期のとある事件から警察官僚になり、上司に対しても容赦ない「失脚屋」と言われるようになった桜真(警視庁警務部教養課課長)。因縁のある腹黒眼鏡おっさん綾目(警察庁首席監察官)。桜真の帰国と同時に起こった警察庁長官狙撃事件にはタブーがあると綾目に言われ、桜真は観察眼とブラフで独自捜査を開始する。19年前に起こった同じ事件は刑事部と公安部の軋轢から(?)迷宮入りしていたが…? 予告でseason1とかあるしドラマみたいなお話。桜真かわいい。「悪い子だ」って次何が起こるんだよぉ!2014/08/02
甘夏
3
電子書籍で無料だったので。2018/06/24