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内容説明
心機一転、福島県のとある田舎に拠点をおくことにした山本先生。あこがれのスローライフを始めるが、さまざまな苦労が待ち受ける。不便ではあるけれど、美味しい空気、さわやかな風、人々のあたたかさ、濃密になっていく家族のつながり。それらがユーモアをまじえて淡々と描かれていく。新聞「赤旗」で大好評連載された同作品が待望の単行本化。「今日もいい天気 原発事故編」も続編として刊行。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
蔦屋重三郎そっくりおじさん・寺
30
私は山本おさむという漫画家を何となく尊敬している。全作品を読んだわけではないが、読んだ漫画はどれも感動した。この漫画は山本おさむ夫妻が東北で田舎暮らしを始めたお話。今時のエッセイ漫画とは少し違う味わい。何でも楽しそうに描いているがこれはサービスでもあろう。妻ケーコさん(大変可愛い奥さんだ)の老親を引き取り介護生活(場所が老親の故郷でもある。老父が格好良い)、犬を飼ったり、山本氏自身の鬱も少し描かれる。次巻で東日本大震災が訪れると思うと怖い。アクションコミックスだが赤旗日曜版で連載だったとは。2014/09/08
たまきら
16
赤旗日曜版に連載された、漫画家さんご本人のおはなしです。都会での暮らし、奥様のご両親への気持ち。福島ののどかないなか・・・。第1弾はご家族の出来事がメインですが、そう、福島なんです。震災後のこの漫画はまた違った、けれども素晴らしい力を持ち始めます。ちなみに先日非常に悲しい連載が終わったところなんですが、また新しい兆しがあったので、続きをちょっと期待しています。2018/01/26
ぶんぶん
15
【再々読】また、開いてしまった。 漫画家の「山本おさむ」氏の田舎暮らしを描いた奮闘努力編。 田舎暮らしは憧れるけど、そんなに優雅なものでは無い。 自然の驚異、交通の不便さ、そして、週2回の都会への通勤、とてつもない体力がないとやって行けない。しかし、そこは漫画家、辛い中にもユーモアを忘れない。奥さんの天真爛漫さが救いである、それに愛犬「コタ」の存在が大きい。そのうえ、義父、義母の介護も有る、でも、山本家は明るい、多少の苦労は明るく乗り切ってしまう。田舎の良い所と悪い所、過不足なく描いているのが素晴らしい。2021/08/30
剛腕伝説
14
埼玉で漫画を描く筆者が、田舎暮しに憧れ辿り着いた先は、妻の生まれ故郷、福島県福里村。 妻と愛犬コタ、妻の両親とのほのぼのとした田舎暮しを綴っている。 田舎暮しは口でいうほど生易しはくなく、亀虫.蛇,ネズミ、豪雪,突風との戦いの連続。 それでもイキイキと田舎暮しを満喫している様が微笑ましい。2021/08/11
ぶんぶん
13
漫画家の「山本おさむ」が両親の出身地、福島に田舎に移住して、漫画家生活を再スタートさせる。 憧れの田舎生活に心ウキウキ、だが…そんなに甘くはなかった。 山本氏の田舎暮らしの七転八倒を描く「田舎暮らし編」 あははと笑って、しんみりさせる、美しい四季の移ろいと大自然の中の生活。 あたたかい人たちと愛犬との営みを通じて、改めて人生の良さを再確認する物語。 続いて「原発事故編」へ。2016/01/03
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