内容説明
著者、早島正雄(贈り名は天來)は、日本道観始祖であり、道家道学院の設立者です。「天地自然の道に沿って、無為自然に、明るく楽しく、豊かに生きる」というタオイズム(老荘思想)の生き方、および導引術、道家動功術を世に広めるための活動を続けられました。その生涯は、まさに“道”を求め“道”に生きられた“タオイズムの旅”だったと言えるでしょう。
著者のもとには、常に日本各地から老若男女が人生や運命や家庭やビジネスなどについて相談に訪れ、深い辛い悩みを訴えてきましたが、著者は『老子』の教えに基づく「洗心術」を通して、快刀乱麻のごとく、その悩みをすぐさま解決し、多くの人の心身を癒し、運命を改善し、未来につながる道を指南してきました。本書には、そうした著者の回答のエキスも盛り込まれています。
また著者は“病気治しの天才”として知られていました。悩みを抱えて大先生のもとに訪れる人々には、「人間は皆、楽しく生きて行くように生まれてきたんだよ」と優しく語られ、指導されてきました。
本書は世界に知られる、その”タオの巨人”がタオイズムの生き方を、現代人のために、深く、そしてわかりやすく解説したものです。
「「道」と呼ばれる宇宙の大法則」、「体内に毒をためない生き方」、「道家の幸福論」、「タオで生きぬく」、「人類の未来をつなぐTAO」、「私もタオイスト!」、「能力は生かすもの」計7編を収録。中国語、英語翻訳の入った三ヵ国版。