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内容説明
五浦大輔が聞かされた篠川栞子の秘密。それは太宰治『晩年』のアンカット初版本を巡る事件のあらまし。大輔は栞子を守るため＜大庭葉蔵＞と名乗る危険なビブリオマニアと対決する。だが、すでに「物語」は意外な人物によって綴られていた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
29
交田版の絵は、ナカノ版以上に、シリアス絵と２等身（はちがうか）絵のギャップがすごい。「晩年」の屋上シーンがここに収録され、結局大輔君の再就職を求めるところまで。しかし原作の分量からいくと、まだまだこれからなんですよね。全部で１０巻以上にはなりそう。2014/04/06
厩戸皇子そっくりおじさん・寺
28
一冊まるごと太宰治『晩年』初版本を巡るサスペンス。面白かった。この漫画の栞子さんは怜悧ながらも大変可愛らしい。巨乳ももちろん良い。この３巻で漫画版は終わりかと思いきや、「４巻へ続く」とあり、最終ページに「2014年・夏 最終章開幕」とある。この約束は果たされたのであろうか？。連載されていた『good！アフタヌーン』という雑誌はまだ出ているのだろうか？。不明にして知らない。できればこの漫画で『ビブリア古書堂』をまだまだ読み進めたいものだ。待ちきれないからやはり原作に手をつけようかしらん？。2014/12/31
ハンナ
13
ネットカフェ。なぜか漫画は２社から刊行されていて、発行時期も同じくらいだったはずなのに、コチラはどうしてこんなに遅いのか…。坂口夫妻に見覚えがなく、特にしのぶさんにびっくりしていたら、２巻を飛ばしていた…。原作は読んでいるので、話は復習という感じ。最初はコチラの漫画の方がいいと思ったけれど、なんだか人物が平べったいんだよねー…。線はスッキリしているんだけれど、表情も乏しいし…。物語は巧みに、男爵と大輔の確執は上手く描かれていたかな。最後の仲直りのシーンは良かった。2014/01/28
東西
9
原作を読んだのがだいぶ前なので、ああ、こんな話だったなぁーと思い出しながら読了 何やら無駄なくすっきり収めた感じでコミカライズとしてはまぁまぁかね2014/05/01
ma2ma2
8
太宰をめぐる本の犯人が判明！栞子さんとの中もそうなるかぁ。2014/02/09
