集英社コバルト文庫<br> 覆面竜女1 巫女は紡ぐ、聖なる天衣【ミニ小説つき】

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集英社コバルト文庫
覆面竜女1 巫女は紡ぐ、聖なる天衣【ミニ小説つき】

  • ISBN:9784086017466

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内容説明

【コバルト特区新作総選挙でシリーズ化! 特典ミニ小説つき!!】天女の末裔で、布に竜気を込めることができる“竜娘(りゅうじょう)”。もぐりの竜娘の蓉華は、自分の“醜い”容貌を恥じていつも覆面で顔を隠していた。ある時蓉華は師匠の借金の形に売り飛ばされてしまう。連行された先は、皇帝の皇子・蒼翔が納める陵王府。そこで蓉華は蒼翔に、竜娘の最高位である竜女候補として皇城にあがるよう命令される。竜娘試験に臨む蓉華たち一行に、魑魅魍魎が襲い掛かり…!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あっか

62
新たなシリーズ読み始めました♪自分を醜女だと思い込んで謎の覆面もぐり竜娘生活をしている蓉華が、色々な事情と経緯で華国北部の陵の王府へ竜娘試験を受けるところから物語は始まります。著者さんが後書きで書かれているように、良い意味で王道!捻くれた皇族・蒼翔と共に、人としても竜女候補としても成長していく蓉華の姿は見ていて素直に応援したくなります。ちょっと仕組みと世界観が読みきれなかった部分があったけど(笑)、気にせず楽しく読めます。蒼翔の、これぞ!な賢王らしいだけじゃないめちゃくちゃ皇族っぽい性格が今後楽しみ!2020/12/06

ひめありす@灯れ松明の火

57
ところ変われば美醜の判断は変わる。長い首がもてはやされる地方も、小さな足がもてはやされる時代も、和歌の才能で全てが決まる時代もあった。そんなこんなで美醜の判断が大分偏っているヒロインと最後の最後で本性を現した腹黒な王子様のラブコメディです。むしろコメディと言い切ってしまってもいいかもしれません。さすが美醜の判断の狂っているヒロイン。作るものも一歩時代の先を言っています。脇を固めるキャラクターも愉快な人達ばかり。お気に入りは妓楼の親父。普通だったら途中で抹殺されそうに酷い人なんですが、どうにも憎めない守銭奴2018/06/10

ぐっち

37
何これ楽しい!竜気がこもった布を織れる「竜娘」を目指すヒロインと腹黒公子…なんだけど、絶世の美少女なのに自分のことを超不細工だと思って目の部分に穴の開いた袋をかぶっているのがデフォルト、しかも、傾国の息子のヒーローのことも「残念なお顔」と思っており、って!さらにサカノ景子さんの美麗かつ軽妙なイラストがベストマッチ!お話自体はシリアスなはずなのに、ヒロインの行動が予想のはるかナナメ方向で楽しいです。帯に「新作総選挙」とありますが、続いたのはわかる気がします。全巻大人買いなので、続けていきます~!2018/08/26

ダージリン

20
ヒロインの美醜の感覚が逆転しているので、いろいろ笑えます(挿絵も!)。最後の蒼翔の心の独白を聞いて、俄然続きが読みたくなりました~(笑)。2013/08/22

でんか

16
全7巻で完結済み。ふつうなかんじ。ちょいと地の文が読みにくい感があるのですが、基本がギャグメインで、会話のテンポは良いので、イキオイで読める感じです。ヒロインは、物の美醜がおかしなことになってしまって、自分を醜いと思い込んでしまってる竜娘さん。いわゆるシンデレラストーリーな感じの展開です。主役二人に関して、じれじれしていく感じのお話が続いていきますが、何回も読もうか、という面白さ&長さ(7冊)まではなかったかな…。2017/12/03

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