出版社内容情報
本書は、米国で生物統計家として20年の豊富なキャリアを持ち、「医療系論文に多用される統計」「論文査読でチェックされる要点」「医療者が研究に際し陥りがちなポイント」を熟知した著者が“できるだけ数式を使わず” 今日から使える統計学の知識を、各章に例題/具体例/サマリーを折り込みつつ読み物形式で伝授。論文を紐解くための統計学の極意がここに。大きな反響を呼んだ「週刊医学界新聞」連載、待望の単行本化。
内容説明
論文を紐解くための統計学の極意がここに。米国で生物統計家として20年の豊富なキャリアを持ち、医療系論文に多用される統計、論文査読でチェックされる要点、医療者が研究に際し陥りがちなポイントを熟知した著者が“できるだけ数式を使わず”今日から使える知識を読み物形式で伝授。
目次
統計の基礎知識―統計ってなんだろう
グラフの読み方・使い方
単変量統計テストの選び方
交絡と回帰分析モデル
症例数とパワー計算
多重検定
中間解析
多変量解析―説明変数の選び方
ランダム化比較試験(RCT)におけるデータ解析
インターアクション(交互作用)
感度・特異度
同等性・非劣性の解析
カプランマイヤー曲線
著者等紹介
新谷歩[シンタニアユミ]
1968年生まれ、兵庫県出身。大阪大学大学院臨床統計疫学寄附講座教授。1994年単身アメリカに渡り、米国エール大学公衆衛生学部で生物統計を学ぶ。同大学で1996年修士号、2000年博士号取得。2001年から13年間テネシー州ヴァンダービルト大学で生物統計家として勤務。主な専門はICUにおけるせん妄研究、糖尿病・リウマチ・がん・感染症・腎臓病など多分野にわたる臨床データの統計解析。NEJM・JAMAなど、臨床研究ジャーナルに多数の論文(約190篇)を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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