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内容説明
【“彼”が与えし試練を乗り越えられるか?】
ドバイ上空で、ついに再会を果たしたジョーとジェット! かつて正義をなすために共に悪を倒し続けた二人は、袂を分かった時から相対することが宿命づけられていたかのように激突する――。そしてゼロゼロナンバーサイボーグ同士の争いの間隙を突いて、『彼の声』の新たな審判が人類に下される! 絶望に満たされていく状況で、ジョーとジェットが導き出した答えとは!?
(C)2013 Gato Aso (C)2012 「009 RE:CYBORG」製作委員会
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
cozicozy
24
映画とは、異なる神の存在の描き方。コミックという静止画であるのに、とてもとてもスピード感を感じる画。読み進めることが、とても楽しい。日常で、神について考えることはそう多くはありません。外から、脳を刺激してくれる媒体により、改めて神について考える時を与えられたように思います。人間、考えることはとても必要だと思います。ジョーの脳内に響いた“彼の声”について、言葉で語られているところが多い。映画とコミックの異なるアプローチを楽しみたい。神山健治監督の映画、麻生我等さんのコミック、2つの世界を楽しめるのは嬉しい!2013/12/25
ぐうぐう
16
映画版に比べると、このコミカライズは、“彼の声”、つまり神の存在が濃厚だ。冷戦終結により、善悪の境界が曖昧となった世界において、その拠り所をなくしつつあるサイボーグ戦士達にとって、まさしく神とは、魅惑的な声として響くのかもしれない。そしてそれは、この世に生きる、すべての人間にも言えることなのだろう。2013/12/25
めぇにち
9
「世界の平和と自由を守ってきたのは俺達アメリカ人だ!!」「それは世界にとっての『正義』だったのかな?」映画を観たときにもドキッとしたセリフ。009という作品だから言えるセリフかな、と思った。2014/04/24
ミッキーの父ちゃん
8
う~ん、静止画でこのストーリーを表現しようと思うと、紙面がかかって仕方がないようですね。その分、なかなか話が進まないけど、やっぱり面白い。次巻にも期待です。(半年くらい後かな?)2013/12/30
水面頼光
6
映画を見てから読んだので良くわかるが、何も予備知識なしだと話が分からん気がする。ドバイ爆破の後のシーンで映画と違ってフランソワーズが出てきたのは少々驚き。それにしても、00ナンバーズが予算不足で解雇されるって斬新。2014/08/17