内容説明
【電子版限定書き下ろしカバー】新しい校長の方針によって、男子校の授業を受けられなくなってしまったエリカたちは、最上級生としてある知恵を絞り…!? ナイトリー・レディス・カレッジを卒業後、友人たちは、それぞれの夢を胸に旅立ち、エリカはオールソップ家の女准男爵(デイム)として町に留まる。アメリカに渡ったジェラルドとは文通を続けていたが、投資家の青年ヴィクターが近づいてきて…!? 大人になった彼らのグランドロマン! 大ヒットシリーズ『思い出のとき修理します』『伯爵と妖精』の著者が贈る青春少女小説!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さや
11
★★★☆☆皆大人になり、ジャラルドはアメリカに行ってしまったー…シリーズ第4巻。ずっと子供のままではいられない。それぞれ大人になり自分の道を歩いていく。ジャラルドがアメリカに行く前に、もっとエリカとの絆の深さを見せて欲しかった気もする。そうすればエリカの切なさや決意にも共感できたのに。ロジャーが登場するとホッとするなぁ。2016/08/31
ゆり
5
うわあ、ラストのすれ違いがもどかしい!ふたりとも、ずっと信じ続けてきていたのになあ。ジェラルドの身の上にまさかこういう展開が来るとは思いませんでした。ええと、とにかく、信じてますから!ヴィクターは、私にはどうもうさん臭く思えてなりませんでした。本当にいいひとのような気もするのですが(笑)。そして今回の男性陣の中でさりげなく好印象だったのはローレンス。もうすっかり普通の仲のいい家族になっているエリカとおばあさまの姿にほっこり。エリカの友人たちも良かったです。イザベラの想い人が関わってくるのかな。2013/02/16
ダージリン
5
人間、素直が一番!でもそうだったら1冊であっさり終わっていたでしょうから、次巻を楽しみに待ちます。個人的にはローレンスさんが良い、彼は鍵になってくれそう。2010/02/05
deltazulu
5
離れても約束を胸に。そんな温もりあるふたりの間にじりじりと溝ができるところはやりきれない。お互い頑張ってるのに、ほんの少しの勇気を持てなかったのは、痛かったなあ。でもまあなんだ、一言いうなら、ジェラルドのばか!2010/02/02
なぷ
4
私の脳味噌がローレンスを大プッシュしている。どうしたことだ。2010/03/21