内容説明
転覆隊はみんなサラリーマンである。日本の川とカヌーを愛するサラリーマンである。転覆隊は過激な川が好きである。しかし、カヌーは下手である――。本書は、「日本で一番過激でヘタなカヌーチーム」として名を轟かせる転覆隊の、真剣かつちょっぴり恥ずかしく痛快な転覆記録の第8巻。「僕が人生の中でとくに重視しているのは、『人生に残る』という要素なのだ。人生に残る飯、人生に残る轟沈…(中略)とにかく人生に残るものは偉大なのである」(本文より)。ヘロヘロボロボロになった隊員が幸せな顔をしているのは、きっとそういうことなのだ! 仁淀川、利根川、富士川とのバトルを記す。