タナトスの使者(1)

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タナトスの使者(1)

  • ISBN:9784063879070

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内容説明

死にたいならヤツを探せ。必ず逝かせてくれる。男の名前は来島明良。生に絶望したとき、生に飽きたとき、生が苦痛なとき、彼を訪ねるといい。来島は、謎の組織「日本タナロジー学会」の、医師にして調査員。彼に「死に値する」と認められた人間は、安らかな死を処方してもらえるのだ…。『勇午』の赤名修が新たな原作者と描く、生と死の意味を問う人間ドラマ。雑誌上で絶大な支持を得た本作が、単行本でついに登場!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カラシニコフ

13
嫌いではないんだが、まだ様子見。若干「イキガミ」的な何かを感じる。 ★★★☆☆2016/05/04

更紗蝦

10
この作品の本来のテーマは「生と死」ですが、私個人としては「介護の問題」として心にズシンとくるものがありました。あとがきにアンドレ・マルローの『王道』の一節があるのには、ちょっとびっくりしました。アンドレ・マルローは、結構好きな作家なので…。2014/01/27

陽介@中四国読メの会参加中

7
『勇午』の時以上に、作画の赤名さんの画力が増してて凄い迫力になってます。原作の方は違うので『勇午』の時は政治が絡んでいまいち理解が及ばない時もありましたがこちらは比較的シンプルな人間ドラマかなぁ、と。『違法に安楽死を請け負うという組織』を絡めることで良い感じのエンタテイメントになってるかなぁ、と。てっきり主人公がアレな人物かと思い込んで読み始めたので「人は生きられるだけ生きなければならないんです」と言う台詞にビックリでした。安楽死させるんじゃないの!?2013/11/06

takumi

4
勇午にしか見えませんが、これからどんな話になっていくのか楽しみ。2014/09/22

タケミツ

4
自殺幇助を行う組織のエージェントの物語。とはいえ、望まれたら即死なすではお話にならないので、依頼主は本当に死んで良いのか?その死は幸福なものとなるのかを主人公が調査をする。調査により、その死の背景にあるものが顕になっていくのが物語。生も死も安易に肯定・否定しない、非常に真摯な作品であると感じた。どこまで突っ込んだ内容が描かれるかは不明だが、この先にも期待したい。面白かった。2013/12/16

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