チャンピオンREDコミックス エイリアン9－コンプリートー 電子版 1

著者名：富沢ひとし

秋田書店（2013/06発売）

• ISBN：9784253146074

内容説明

ボウグと呼ばれる共生型エイリアンを頭にかぶり、学校に出没するエイリアンを撃退・捕獲する「エイリアン対策係」に選ばれてしまった大谷ゆ り。次々に襲い来るエイリアンや陰謀に、美少女達が巻き込まれる…!?※電子版はＲＥＤコミックを３分割しております。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[訃報]

なんだこの才能は… 鬼頭莫宏と同種の歪んだ性癖を感じるが、それは多分この才能において欠かせない構成要素なのだろうな。欲望・執着が作品へのこだわりとして現れる。性や暴力は直接的には描かれないが、節々から匂い立つ変態性。「どんな酷いことが起こるのだろう」で読者を引っ張っていくのだけど、陰惨さは何というか婉曲的？で、であるがゆえに想像を掻き立て、不気味さは膨れ上がって行く。先生の台詞とか諸々、酷いのにけっこう笑えるところも。指さしてすごいと言いたくなるような演出はないが、能ある鷹が爪隠してる感がひしひし。つまり

2014/10/28

[decuno]

ひっさしぶりに読み直した。荒々しいぺどさと作者の変態ぶりがあふれ返っててすごい。嗚呼　ガンスリの作者と同じく少女を痛めつけて嬲りたいのだなとページから伝わってくる。絶対人にはお勧めできない作品で、面白いかどうかは微妙だが見てみるべき作品ではある。

2011/11/01

[オジャオジャ]

アニメ視聴済み。先生が少女たちを人間扱いしてなくてあくまで自分の仕事の成果を挙げる物として扱ってる感じが怖いなあ。愛情とか人情などが全く無い。エイリアン三匹に寄生された男子に三方向からユリちゃんのエイリアンが串刺しにされるシーンはアニメ同様メンタルえぐられますわね。

2022/05/15

[カンノン]

可愛いけど不気味さが付きまとった奇妙な作風。

2016/01/04

[yoshiwoemon]

高校生の時はじめてアニメをみて非常に興奮した。そのあとこの原作を読んではじめに「なんだこりゃ」と、おもった。異常な文法で描かれた漫画。畸形だ。そんな気がした。でも全巻を読み終えると、アニメよりも好きになっていた。アニメは隠れた名作だが、それは一般常識の範囲内での話だ。この漫画は、というか富沢ひとしは一般常識の外にいるのだった。