内容説明
伽夜の結婚を阻止しろ! 必死のアタック!
「伽夜さんはもうじき結婚するかもしれマセン」
夜獣討伐の能力開発研修の講師役を務めるジェーンは、そう言った。鷹兎の頭の中は一瞬真っ白になった。
「この研修が終わったら、伽夜さんはお見合いをさせられるデショウ」
夜獣を倒す能力をもった影子使い同士で結婚すると、影子適応者が産まれる可能性が高くなる。だから16歳の伽夜も例外なく、子供を産ませるために結婚させられてしまう――。
「そんなの……我慢できませんッ!!」
「なら決まりデス。鷹兎さんが伽夜さんと結婚してくだサイ」
「……はいィッ!?」
「要は伽夜さんが影子使いと結婚して子供を産んでくれればいいのデス。槇村家の血筋と関係なしに適応指数・九十二を叩き出した鷹兎さんが相手なら、上の人たちもむしろ大喜びデショウ」
そんなわけで、鷹兎はまだつきあってもいない伽夜先輩にプロポーズし、婚約を申し込もうと決意するのだった。海辺での告白を前に聞こえてくる不気味な夜獣の噂、鷹兎の影子ハルハの異変――。
奥手で引っ込み思案な鷹兎は、一歩踏み切って自分の想いを伝えられるだろうか!?
※※この作品は廉価版です。廉価版にはイラストが入りません。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akinbo511
5
いろいろと中途半端なままで終わってしまった感じ。野獣の目的も、伽夜と鷹兎の関係も、二人に別れた鷹兎の影子も... 2013/08/10
森川浴衣
1
やっぱり打ち切り2015/07/23
青豆
1
ええええっーーーー終わりですかっ!!マジで・・・面白いんだけど・・・小木せんせーーーーアニメ化するまで書くって言ってたじゃないすかーーーー(爆)ていうかシマシマも残念なキャラだけど、奈闇さん・・・1巻で意味深な登場して最後まで出番なしですかぁ・・・打ち切りか?はたまた作者が投げたか?小木せんせーーー次は10巻ぐらい出してくださいよーーーーああっアリアの活躍読みたかったわwww残念・・・2014/06/30
Mu@仔羊堂
1
最後まで読んで最終巻だと気がついた(笑)なんというか、いろいろもう一つで終わってしまった感じだなー。話の展開にどうもメリハリが無い気がするのと、キャラをうまくいかせてないのが、読んでてなかなか惹き込まれるまで行かない原因のような気がする。ラストの戦いの場面のちょっと長すぎて疲れた。その後は無理矢理最終巻でまとめた感がありありだし。うーん、次作で頑張って欲しいなあ。2011/12/12
永山祐介
1
微妙なまんま終わっちゃったなー。エアホッケーシーンの二人の真剣さが良かった。2011/06/11