内容説明
俺が死角で死角が俺で。そしてムッツリ!?
ただのスケベではない。俺はムッツリスケベだ。
この一言から始まったシリーズがついに3巻で完結。ブルマとパンチラとおっぱいをこよなく愛するムッツリスケベの主人公・エビマヨがなぜだか正体不明の敵「死角」(人の寿命を奪う。能力者「見る目がある人」にしか見えない)を倒すため、部活に勧誘される。
その部活は「オカルト大好き」略して(?)オカリナ部。
部活で「死角」を倒し、修行もしてレベルアップしたかに見えたエビマヨだが、前巻で「死角」を倒すはずが、自分が「死角」になってしまうというハプニングが。そんな折、エビマヨを元に戻すために現れた謎の少女。彼女は敵か味方か……
設定の奇抜さと会話劇のシュールさで話題の非正当派異能力バトル。独特の笑いがふんだんに盛り込まれたコメディとして読むもよし、非正当派の異能力バトルとして、「死角」と戦う4人の高校生たちの活躍を見るもよし、主人公のムッツリスケベぶりにニヤニヤするもよし。ジャンル分け不可能の面白さをいかんなく発揮する、第3回小学館ライトノベル大賞、優秀賞受賞作。
※この作品は廉価版です。廉価版にはイラストが入りません。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KUWAGATA
3
これで終わりは少々残念ですが、掌にすっぽり収まる佳品でした。何より井波ちゃんが可愛かったので、全編を通して、もっと活躍してほしかったです。それにしてもエビマヨが死角になって、この話どうなっちゃうんだよと思ったけれど、見事なまでに2巻までと同じヘンテコなノリなのには笑えました。特に大岡裁きエピ(?)後のおかしくなってしまったエビマヨの言動に、この作者のセンスを感じました。最後の彼我が等価になってねじれてしまい、真実が曖昧になったのも、これはこれでアリかと。クスクス笑いながら読める、とても楽しい作品でした。2012/09/14
シュエパイ
2
あー、ピコピコだー♪ といってしまうのは、80年代の生まれだと思います。 イヤ、だれもいってなかったかもしれないけれどさ。 結局戦いが終わることはなく、日常が消えることもなく、カタツムリは枝に這うのね。2010/06/24
吉兆
2
もう少しで自分の好きな展開になりそうなところで終わった。ざーんねーん。2010/06/21
中性色
1
日付登録用。感想は後日2024/09/19
しん∞SHI−N
1
奇天烈な仲間と送る日常系完結。何の因果関係もない突拍子かつ、理解不能な超展開にシュールさを通り越して、あんぐりと口を開いて、呆然とする他ない。主人公は珍妙な部活に入り、視覚という不思議現象を解決していたが、まさか自分が退治される側に回ろうとは夢にも思うまい。そんな理不尽な状況にさらされても、己の欲望に忠実に従う主人公のブレなさはため息が出るくらい清々しい。ぶっ飛んだヒロイン井波とのしょうもないやりとりは呆れ笑いばかり溢れたが、だんだんと心が和むような心地を覚える物語だった。2012/09/19
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