内容説明
第2回小学館ライトノベル大賞・佳作受賞作
1999年末、1999人が犠牲となったテロから数年。99人の記憶を持つ今近衛久遠に、姉から葉書が届く。「世界で二番目に強い刺客を送ってみました」。七歳美郁(ななとせみいく)を護るため、久遠は世界で一番強い男を召還する。
※この作品は廉価版です。廉価版にはイラストが入りません。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
秋山真琴
5
電子文庫パブリのiPhoneアプリで読んだ。吸血鬼物と聞いたような気がして手に取ってみたのだけれど、うーむ、広義の吸血鬼と考えられなくもない、というレベル。それにしても面白かった。初っ端から清涼院流水もかくやと言う驚きの大虐殺が淡々と提示され、ほとんど世界観の説明がなされることなく、中二的後出し設定によってそれらが巻き取られていく様には唖然とした。こんなにも妄想炸裂かつ説明不足なのにも関わらず、物語に引きずり込まれるのは、どうしてなのだろうか。七歳美郁の一人称も可愛らしい毒舌だし、超展開超設定最高!!2010/06/22
みどり
3
超能力なのかな?改造人間なのかな?微妙なところ。幸い続きが家にあったので読みます。2018/10/15
デート・ア・ライブ
2
こんばんわ 本日からの参加です 半年以内に読んだ本まとめて追加中。2012/04/19
1_k
2
うおおう、怒涛の設定量。理解するだけでかなり負荷がかかる仕様なので、三度目の挑戦でようやく読みきる。これはこれで悪くはないのだが、売れ筋とは思いにくい。2011/11/26
ちゃか
1
1999年末に、世界同時多発テロが発生し、それを告発した救済の女王と呼ばれる存在がいる世界。そんな女性に「世界で2番目に強い刺客」を送り付けられて……とそんな話。救済は虚構で、そしていろいろやってる感じ。悪くはないけど、冗長かなぁ。2012/12/20