内容説明
受験シーズンになんやけど……す○る話やで
笑い飯と同郷・奈良県在住の陸凡鳥が贈る、独特のタイム感をもったトークバトルコメディ。
この作品が追求したのは、ライトノベルでよくあるかけあい漫才ではない。
噛みしめれば噛みしめるほど菌がかもす…じゃなかった、
ゆっくりまったり噛みしめるほど味が出てくる「コバナシ」なのだ!
小脇に抱えたがま口(と態度)がアホみたいにでかい主人公のサキちゃんは、「ジョーカー」と呼ばれる講談師にあこがれるボケ成分多めの少女。
彼女はツッコミ役の猫のニニさん、若手のジョーカー猫室緋色と出会い、コバナシのトークバトルマスター「ジョーカー」として修行を積む。
親のカタキを討つために!
左の脇をえぐるように討つべし! 討つべし! 討つべし!
そんなよけいなボケも挟みつつ、ジョーカー同士のコバナシ対決をメインに物語は進む。
ハイテンションな笑いを求めているかた、まずは深呼吸してこのコバナシ空間のふいんき(←なぜか変換できない)にじっくりと浸ってみてください。
からだが馴染んでくるとあら不思議、クスクスと……ププッと……じわり、笑いがこみあげてくるっ!
ワビ、サビ、ボケ。
あるいは、ワビ、サビ、スベリ。
これぞお笑い系ライトノベルの新境地!
※※この作品は廉価版です。廉価版にはイラストが入りません。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さあささん
1
好き嫌いが分かれそうな話でした。個人的には好きです。/トークバトルで戦う話だけど、話自体はそれほどインパクト強くないです。それよりキャラのテンションなちょっとしたパロネタで笑わしてくる感じでした。/サキちゃんの縦横無尽にはちゃめちゃする感じがいいですね。緋色ともバランスがとれていて組み合わせ的にとても可愛かったです。2015/08/31
デート・ア・ライブ
1
こんばんわ 本日からの参加です 半年以内に読んだ本まとめて追加中。2012/04/19
1_k
1
うーん、ギャグメインのお話なんだけど、徹底的にノリが合わなかった。たまにクスリとしかけても、その前に地の文が私の感じる以上のハイテンションで突っ込んじゃうんだもん、温度差を感じてスーっと冷めてく。題材も私にはピンと来ないし、何より小咄が微妙な出来で、採点の基準もさっぱり分からないのでストーリー展開にもついていけなかった。描写もビジュアルだけを意識しているようで小説としては厳しく感じた。アニメの脚本として映像化されればアリなんだろうけど。これを世に出した作者の勇気にだけは感服します。2011/09/05
間立
1
小話で優劣つけてバトルするよ。……なんだけど、肝心の小話がたいして面白くもないのはどういうわけだ。あとネタ多すぎ。ネット(2ちゃんまとめサイトだてかニコニコ動画)のノリを小説に持ち込むでない!2011/05/16
takave
1
トークバトルってありそうでなかなかない。ノリについていけるかどうかが全て。2011/01/21