内容説明
最後のシャッターチャンス!
離ればなれになった兄のシ念と再会する――それがカレンの願い。その願いが叶うとき、ぼくとカレンはさよならをする。別れの日は迫っていた。そしてぼくらの行く手を阻む、ハロルドとの最終決戦の時も……!
シリーズ完結巻!
※※この作品は廉価版です。廉価版にはイラストが入りません。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KUWAGATA
1
決められた別離が待っているという設定は良かったと思います。おかげで最後まで一気に読みすすめましたから。結末については色々考え方もあるでしょうが、個人的にはこれでよかったかなと感じました。ほかの方が書かれていたように、じゃあ両想いになったら?という問題は残りますが、そこはまああえて考えないようにして。カメラの知識がなかったので、終盤にタイトルの意味がわかったときは、なるほどとうなってしまいました。何にせよ、やや古めかしいけれど、そこそこの佳品だったと思います。楽しめて読めました。2013/04/18
higurashi
0
なーんかあっけなかったなあ。話の主旨が、いつの間にか願いを叶える<抗争の鎮圧(バトル)になってたし。オチ自体はいいんだけど、あまりにも伏線が薄すぎて取って付けたようになってるのが残念。ふと思ったが、恋をすることが願いなら、両想いになった瞬間に消えるんじゃ…。いやでも、嫌いじゃないですこの作品。2012/07/11
ハロサイ
0
夕顔が機構に攫われ、雨野は吉良と共に二度の救出を試みる。二度目の救出でカレンの兄のシ念に到達、兄は消えるがカレンは残る。カレンの望みは兄に会うことでは無かったという話。カメラはパッシブな道具だが銃のようなイメージがある。動く標的を流し撮ったり、何時間も待ち続けた一瞬に美しさを凝縮したり、モードラを機関銃のように激しく連射をしたり、フィルムの残りを気にしたり、そういうカメラっぽいかっこ良さが一切無いのが残念でたまらないが、それ以上に男の娘の来栖が最後はまったく登場しないのが残念。[☆☆---]2012/02/11
根雨一郎
0
割かし好きなシリーズだったので、食い足りない印象が残るのは残念。2009/11/29
マルしぇちゃん
0
幼馴染の男の子が出てこなかったのは残念である。2009/09/18