内容説明
存在を許されないのに、どうして私たちは生まれてきたの?
その夜。自身の内に6つの人格を宿す青年、明神一郎(イチロ)は薄暗くかび臭い路地裏にいた。刑事たちは道ノ森公園で気を失った西岡正臣(マサ)を保護した/次の夜。イチロは前夜助けた前野結衣子(イコ)に再会した。刑事はイコに、幼なじみのマサと狩野嘉信(ノブ)の件で聴取した/次の夜。繁華街のビルの屋上に三人の男女がいた。““探し屋””の十六夜と““夜祓い””の相葉、清水。彼らは道ノ森市の夜を騒がす““星喰い””を探していた/そしてその夜、すべての星が交わる――。●第1回小学館ライトノベル大賞・期待賞受賞作。
※※この作品は廉価版です。廉価版にはイラストが入りません。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
葛宮
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登場人物がが多く物語が薄味になってる感はある。それを上回る設定の濃厚さがあるから満足。2012/10/03
十六夜月の使者
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メインはイチロだったけど主人公は最初っから十六夜だったわけか。2009/05/30
修羅の国のアリス
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んーこの場合は絵師さんの問題なのだろうか。猫さんの性格と絵との違和感が最後の最後までつきまとってやな感じだったにゃぁ。。2008/08/28
オダ
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自身を含めて7つの人格を持つ青年:イチロが女子高生:イコと出会った事で遭遇したモンスター:星喰いを巡る事件。探し屋や夜祓いといった裏の世界の人間たちも交えて語られる「生きていてもいい」と思いたい人間のお話。思った以上に面白かったんだけど……たぶんこれ上遠野浩平作品の影響下にあるだろ!! マンティコアとイマジネーターを融合させたバケモンがいたぞ!! けどその辺もしっかり自分の血肉通わせてお話にしてくれていてよかったです。2023/08/09
猿山リム
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役割を背負った多重な人格たちが脳内で立ち回る様は「脳内ポイズンベリー」を彷彿させるが、こちらの方が数年早く発表されているのね。 多分、そこそこ面白い設定に面白い話なんだろうと思うけれど、構成が分かりにくくて飲み込みがたく感じた。 活かしきれていない設定も散見され混乱を煽る。 女生徒の自殺とその友人たちの失踪を、多重人格者と警察と怪異を狩る集団みたいのが追う作品。 わたし的に先月今月はゾンビ作品月間としていて、ゾンビ物の変わり種っぽい作品として読了。 まぁゾンビっちゃゾンビかもしれないが・・・。2018/07/15
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